こんにちは! bikeportスタッフ木村です。
さて、前回前々回とNewブランド 『 CADEX ( カデックス ) 』のホイール・タイヤをご紹介させて頂きました。
今回は~…またまた気になっているであろうパーツが入荷致しました。
そして、スタッフK物欲止まらず買ってしまいました。(つられて常連様も…笑)
実際に使用して分かった事も含めご紹介させて頂きます。
ご案内!!
CADEX Boost Saddle ¥33,000 + TAX
重量 138ℊ
幅 149㎜
長さ 246㎜
レール素材 Advanced Forget Composite Technology (フルカーボンレール)
またまた価格帯としてはお高めかと思いますが…他社ブランドでは同じスペックだと4万5千円 ~ ですが、カーボンパーツはジャイアント様様!! コストパフォーマンス高です!
ですが、、、3万円のサドル、、全くお安くは無いです(T_T) なので、一体どこにお金がかかっているのかチェックしていきたいと思います。
いきなりですが、サドルで一番大事なことって…もちろん快適性ですよね!?まあもちろん求める物は人それぞれですが…(スタッフKはお尻がデリケー〇なのです!)
INTEGRATED RAIL DESIGN ( インテグレーテッド レールデザイン )
上記写真を見ていただきますと、サドルレールのベースとの接合部分の位置(固い)がクッションに対して、特にリア側は若干外側に広がっているんです。そうすることでシッティングした際、骨盤に固い部分( 接合箇所 )が当たらないということで痛くなりません。実際に使用しておりますが、確かに前回使用していたサドル 「GIANT CONTACT SLR FORWARD SADDLE (ジャイアント コンタクト SLR フォワード サドル)」と、当店試乗車サドル (2018 GIANT CONTACT SL FORWARD SADDLE ( ジャイアント コンタクト SL フォワード サドル ))と、当店テストサドル「GIANT CONTACT SL UPLIGHT SADDLE ( ジャイアント コンタクト SL アップライト サドル )」を比較してみました。
フムフム…
お次は、GIANT CONTACT SL FOWARD SADDLE ( ジャイアント コンタクト SL フォワード サドル )を。
ほうほう…
こうして新旧サドルを触って比較すると、すごく細かく変化して年を重ねるごとに進化しているんだなと思いました。笑
見た目だとごくわずかな違いですが、座ってみたら全然違います。固い箇所は、だんだん痛くなるのが当たり前!って常識?が無いです。ふわっと座っている感じです。
私のお尻(骨盤)にはとても良い感じです!!
PARTICLE FLOW TECHNOLOGY ( パーティクルフローテクノロジー)
ジャイアントのパフォーマンスサドルは、長年このテクノロジーを使用してきましたが、本当に良い働きをしてくれます。
流動性の高いCADEX専用のポリウレタンエラストマー粒子がサドル座面2か所のポケットにあり、座面が骨盤を包むようにフィット!! ただし、柔らか過ぎると体のホールドがいまいちでレースサドルでは致命的ですが、表面の素材がレーシングウェア着用時、滑りにくく、座った際のお尻にフィットするサドル形状がホールド感をカバー。すべての性能をバランス良くUP!!
ちなみに、パーティクルフローテクノロジ-がまだ分かりにくいって方…イメージしてみてください。…そう、昔よく行っていたオーストラリアの「ハイアムズビーチ」のような砂浜…
~ハイアムズビーチの風景~ (千葉房総半島)
とても柔らかい砂浜をイメージしてください。座ったとき、優しく包み込むようにさらーっと沈み込むような感覚。それと同じです。
このテクノロジー時間してはスタッフも太鼓判でございます!!
ADVANCED FORGED COMPOSITE TECHNOLOGY ( 最先端カーボン成型テクノロジー )
カーボンレールの形状…すごいですよね。ベースとレールはフルカーボン一体成型されています。この特殊な形状、路面からの振動を緩和するらしいのですが、どう軽減するのだろう…。
通常のカーボンレールは「カーボン素材だから振動吸収性がGood!」で終わると思うのですが、
通常のサドルレールに比べ流線型で、レール後方がサドルベースの後方先端まで伸びてます。そしてベースとレールの隙間の差をはかったところ、3~4㎜程CADEXサドルの方が広いことが分かりました。
結論①…しなります!! (動画で撮ってみたのですが、すごく分かりずらかったため気になる方は是非店頭にてお試しください。)
結論⓶…この隙間が縦に広いことにより、路面からの振動がお尻に伝わるまでにかかる時間が長い(すごくわずかな差)。伝わるまでに振動は軽減され、お尻に伝わる時にはその振動はかなり軽減される…。
分かりずらい説明ですみません!! より詳しいご説明は是非店頭にて♪
ご説明だけだとカタログ見るのとなんら変わらないので、実際に使用してみました。
走行距離 : 100㎞
平均速度 : 時速40㎞ 前後
コース内容 : 比較的アップダウンが多く、後半に獲得高度200ⅿの登り坂。
まず、シッティングでの感想。
乗り心地・・・最高です。最近流行りのショートノーズ形状で溝がサドル先端まであることが良いのか、局部へのダメージが全くありません。後方にお尻を乗せたとき、パーティクルフローテクノロジーの快適性と、カーボンレールの振動吸収性がはっきり分かる位、良かったです。加速の際、前部は後部に比べレールのしなりが無い(必要ない)ためか、体がしっかりとホールドされ、サドル表面の素材もショーツ素材と相性が良いためかグリップがしっかりと効き、パワーが発揮しやすいです!
軽さ・・・138g、ダンシングしたときに2万円サドルと比較しても差が出るくらい軽いです!! ただ、驚きなのはこの軽さに対しての快適性。私自身、ただ軽いだけのサドルが苦手。ハイパフォーマンスながらバランスを求めてるのがとてもGood!
見た目・・・上記写真をご覧ください。最高にカッコ良いですよ。
以上!! ただ今当店では沢山のご予約を頂いておりますが、残念ながら次の納期は11月下旬!! ご予約頂いているお客様、もう少々お待ちくださいませ!!
気になっている方は、、、ご予約お待ちしております。
これで、お尻の悩みは一気に吹っ飛びますよ。(財布の中身は吹っ飛ばないよう…お気を付けください。)
決してお安いパーツではございませんので、ご相談はいつでも店頭にて承っております。
以上、木村でした。