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GIANT Wonderful Story Episode #1

わたくし『BOSS』は、色々と仕事を転々としておりますが、実は意外と自転車業界には長く携わらせていただいています。ですが、いままで『GIANT』と真剣に向き合ったことがありませんでした。(本当に失礼なおはなしですが…ちょっと取り扱っていた時期はあったもののメインブランドの補完的なブランドとして扱っていたのです…)4月からbikeportにJOINさせていただきましたが、bikeportのメインブランドが『GIANT』ということで、バイクはもちろんのこと、色々とGIANT社の理念や思想も含めて勉強を始めております。そしたら、ただの世界№1ブランドではないっってことがわかり、GIANTに今まで持っていたイメージが180度いやいや360度(もとにもどってる~)変わりました。

また、私は業界歴が長いだけにスポーツバイクをお考えの方でGIANTを知らないお客様などいないと思っていましたが、私が思っていた以上にGIANTを知らないお客様が多い。そこで『GIANT知ってるよ~』というお客様には、今までのイメージを払拭するような『皆さんが知らないGIANT』を、『GIANT知らないよ~』というお客様には『これがGIANTだ‼』ということをGIANTの歴史を交えブログで不定期にお伝えしていこうというのがこの『GIANT Wonderful Story』です。

前置き長くなりましたが、いつ終わるかわからないシリーズブログに、気長にお付き合いください。ですが、このブログが終わったころにはきっと『GIANT LOVE💛』になっているはずですよ~‼

GIANTとうなぎの意外な関係

EPISODE1では、GIANTとうなぎの意外な関係からお話を始めたいと思います。

GIANTは台湾の自転車メーカーです、そして社長は劉金標(英語通称:キング・リュー)です。いまでこそ世界№1の巨大自転車メーカーのGIANTですが、劉社長はいきなり自転車のOEM事業で成功を収めたわけではないのです。台湾は社会人のほぼほぼ全員が個人事業主か会社の社長で経営者になるようなお国柄だそうで、劉社長もネジ会社など色々な事業をしていたそうです。その中で一番業績をあげたのが、日本向けのうなぎ養殖事業だったそうです。

その後、悪天候により養殖場が大打撃を受けたことで、『新しい事業が必要だ!』と家族会議を開き、アメリカで市場が驚異的に伸びていたスポーツバイクに注目して自転車製造業にチャレンジします。うなぎ養殖業から自転車製造業への転身…思いっきりすぎじゃないですか⁉ 今までの経験が全くいかせないであろう業種にチャレンジする劉一家の勇気、いま考えてもすごすぎます。そして、お国柄という言葉でかたづけてしまえばそれまでですが、台湾のいちうなぎ養殖業者がアメリカの市場を見ていたというグローバルな視点、情報収集力、見習うべきところが多いですね。

もし、うなぎ養殖事業が成功していなければ、今のGIANTもなかったかも~なんですよ。それを考えると、『土用の丑の日』はいわば『GIANTの日』といってもいいかもしれませんね。

ちなみに劉社長がGIANTを立ち上げた1972年頃に、自転車輸出額で№1だった国はどこか、ご存じでしょうか?

答えは、そうです「日本」だったんです。

モータースポーツでは日本メーカーが活躍しているのに、私はなんでツールドフランスに出場するような国内メーカーは生まれなかったんだろう?といつも疑問に思っていたのです。文化や習慣の差かな~なんて思っていましたが、実は1972年当時であれば日本産の自転車にも十分な可能性があったはずなのです。中途半端に大きい市場があると、グローバルな視点が失われてしまうという良い⁉悪い⁉例に乗ってしまったんですね~日本人サイクリストからすると、歴史を知ると残念な思いになっちゃいます。

あの時あのメーカーが世界を見据えていたのなら、日本ブランドの日本産バイクがツールドフランスを走っているなんてことも夢ではなかったかかもしれません。だって当時創業したてのGIANTが、今はツールドフランスで活躍しているわけですから~。

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