皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。
2021年7月9日、GIANTのパフォーマンスカテゴリのロードバイク、2022年モデルが先行発表されました。
https://www.giant.co.jp/news/bike/5290
まず、トータルレースバイクであるTCRについて述べます。
現行の2021年モデルと異なる点は、まず、コンポーネントにSRAMを採用したモデルが増えた、ということです。
特に、TCR ADVANCED PRO 1 DISC RIVAL ETAPは、SRAMの無線電動コンポーネントRIVAL eTap、GAINT SLR1 カーボンディープリムホイールを標準装備しながらも、¥572,000(税込)という圧倒的なコストパフォーマンスを誇っています。
https://www.giant.co.jp/giant21/bike_datail.php?p_id=00000090
さらに、カラーリングが昨年度よりもやや派手なものが増えました。
この数年は地味路線のカラーリングが流行しておりましたが、あるいは2022年は派手路線に回帰していく最初の年なのかもしれません。
TCR ADVANCED PRO 0 DISC FORCE ETAP ¥748,000(税込)
また、より軽量になった新型⾃社製パワーメーター「POWER HALO」を標準装備するモデルが増えました。
エアロロードバイクであるPROPELには、上記新型パワーメーターとホイールのアップグレードという改良が施されています。
PROPEL ADVANCED SL 1 DISC ¥913,000(税込)
https://www.giant.co.jp/giant21/bike_datail.php?p_id=00000096
エンデュランスロードであるDEFY ADVANCED PRO 2 ¥473,000(税込)は標準装備されるホイールのリムハイトが、最新のGIANT SLR 2 36 DISC Hookless Carbonに変更となりました。
従来は42mmのカーボンディープリムホイールが採用されておりましたが、2022年度より、リムハイトが6mm低くなりました。
https://www.giant.co.jp/giant21/bike_datail.php?p_id=00000099
https://www.giant.co.jp/giant21/acc_datail.php?p_id=A0002880
そもそも、リムハイトは高ければ高いほど良いわけではありません。
バイクの速度域、走り方によって適切なリムハイトは変わっていきます。
もちろん、リムハイトが高いほど直線での空気抵抗は低減されるのですが、その分ホイールの重量が増えていきます。
さらに、横風の影響も受けやすくなり、バイクコントロールもシビアになります。
過度に高速域に特化したモデルでなければ、極端に高いリムハイトは恩恵よりもマイナス点が目立つようになります。
特に、DEFYはエンデュランスロードという位置づけですから、超高速域を走るというよりは、一定の速度で長時間走る、という運用を念頭に開発されております。
そのため、リムハイトを抑えてホイール重量を軽くする、という方向に改良を加えたのだと思われます。
シクロクロスバイクであるTCX ADVANCED PRO 1 ¥484,000はコンポーネントがSRAMからSHIMANO GRXに変更となりました。
シートポストにも改良が加えられ、より衝撃吸収性が増しております。
bikeport各店では、GIANTニューモデルのご予約を受付中であります。
具体的な納期につきましては、各店舗までお問い合わせください。
(ご紹介しておきながら、大変に恐縮でございますが、納期まで数ヶ月頂くモデルが多うございます)
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeport新宿都庁前店の奈須野でした。