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AVAIL ADVANCED PRO1 リブ アヴェイル グランフォンドやロングライドに最適 砂利道も走るオールラウンダー

皆さんこんにちはbikeportの小林です。

本日は昨年モデルチェンジしたGIANT/Livのエンデュランスモデル『DEFY』『AVAIL』をご紹介いたします。

エンデュランスモデルとは

エンデュランスモデルとはどういったバイクなのか解説していきます。

各メーカーロードバイクのカテゴリーにはコンペティション(レース)モデル、エアロモデル(平坦路の走行やトライアスロンに向いている)、エンデュランスモデル(長い距離・快適性が高い)といった具合でラインナップが2もしくは3種類展開しています。

エンデュランスモデルは他のカテゴリーと比べると、より快適性に性能を特化させたバイクになります。

具体的にどのように快適性を良くしているかというと

◎フレームとフォークのホイールクリアランスが広いので他のカテゴリーのバイクより太めのタイヤを装着することができる。

◎メーカによってはサスペンション機構の採用やフレーム・ハンドル・シートポストの形状を工夫することにより路面からの振動を軽減する機構・形状を採用しているので疲れにくい。

◎乗車姿勢はコンペティションバイクに比べハンドルが近く上体が起きた姿勢で走ることができるので長時間快適にバイクをコントロールしやすい。

といったメリットがあります。

つまりタイムや順位を競うわけでなく、サイクリングを楽しみたい、長い距離時間を快適に走りたいという方にはまさにエンデュランスロードがおすすめなのです。

しかし今回ご紹介するAVAILはこれまでのエンデュランスロードのネガティブな部分を払拭した、もはやオールラウンダーといっても過言ではない今期一番の狙いどころのバイクだと思います。

今作のAVAILのすごいところ

エンデュランスバイクに比べコンペティション(競技)モデルは軽量であったり剛性が高く、ヒルクライムからスピードをだしてキビキビ走るシーンには非常に強いモデルです。

やはり対照的な位置づけとしてコンペティションモデルとは常に比較されがちな軽量性や剛性という部分に関しては、ネガティブなイメージを持つ方が多いです。

実際日本でのコンペティションバイクとエンデュランスロードの売れ行きは圧倒的にコンペティションバイクの方が多く、GIANTのラインナップを見てもコンペティションバイクのTCRの方がラインナップが多いです。

ではエンデュランスモデルがコンペティションモデルのように進化していたら最強なのではないでしょうか。

お察しかと思いますが、今季のモデル快適性の向上に加え軽量性の向上、空力性能も向上しています。

具体的に見ていきます。

・新型のAVAILはフレームの形状を見直しただけでなく、ハンドル、ステム、シートポストなどAVAILに最適化した新型のパーツを採用しています。

ハンドルはこれまでも採用されていたD-FUSEハンドルがより握りこみやすく、しなりやすくなりました。下側へはしなり、ヒルクライムやスプリント時の引っ張る方向へたわみづらく、キビキビと走りたいという方にもオススメです。

個人的には汎用ハンドルが装着できるバイクをお使いの方で、乗り心地を高めたいということであればGIANTのD-Fuseハンドルは非常におススメですよ。

シートポストを上から見るとD型形状になっています。

横から見るとシートポスト付け根の部分もかなりくびれており、路面から振動に対してフレームだけでなく、シートポストもあわせて吸収性を高めてくれます。

・ケーブル類がすべて内装化され空力性能も向上しています。、またタイヤクリアランスも十分に確保されているので38Cまで取り付けることが可能です。

写真は25Cのタイヤが取り付けれられていますがまだまだ余裕ですね。

ちなみに…コラムに関してはADVANCED PROグレードはOD AEROコラム採用で厳密にはケーブルのルーティングもADVANCEDグレードとは異なります。

ADVANCEDグレードとPROグレードとである意味に違いフレーム構造になっていますのでカスタマイズにもある程度差が出てきます。

具体的なことであれば店頭スタッフにもお尋ね下さい。

TCR(レース)やPROPEL(エアロ)といったコンペティションバイクで得たノウハウをDEFYにも落とし込みエアロと剛性感もちょうど良い塩梅に取り込んできたモデルになります。

レースで活躍できないというわけではないですし、従来のエンデュランスバイクより軽量化もしていますのでヒルクライムも楽しそうです。

最近ではDi2などの電動コンポーネントを搭載したモデルも価格帯が幅広く展開していますので、初めての方でもDi2搭載モデルを選択肢にするのもアリだと思います。

今期のDEFY/AVAILのカーボンモデルには専用ボトルケージが付属します。

専用ボトルを搭載するあたりはPROPELの空力技術が応用されています。

Liv ALACRA サドルは流行りのショートノーズモデルというだけではなく、女性の骨盤をしっかり支えられるようメンズモデルより幅広で、上体が起き上がった姿勢からエアロポジションのような前傾姿勢まで体圧を最適化し、長時間のサイクリングだけでなく、強度の高いペダリング時でも違和感なく、ライドに集中できるよう設計されています。

特に女性の方は四肢の長さ、柔軟性、骨盤の広さなど男性と異なる要素が多い為、単純にサイズを小さくしただけのモデルでは、ハンドル幅やステム長やサドル形状、クランク長に至るまで調整が必要になってくる車体もあります。

AVAILをはじめLivのバイクは設計も女性用に一から設定しなおして設計されており、パーツの構成まで先述したハンドル幅からクランク長に至るまでメンズ用とは大きく仕様が異なりますので、これが女性が扱いやすく安心してお使いいただける最大の特徴でもあるんですね。

Livが誇るエンデュランスバイクAVAILいかがだったでしょうか。

特殊な機構を用いることなく、シンプルで軽量で快適。

一日中バイクの上で快適に過ごしたい方には是非オススメの一台です。

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