小径車・ミニベロのちゃんとした定義はわかりませんが、その多くは20インチの大人用自転車のことを指すでしょう。(※トライアルバイクやBMXは含まれません。)
24インチ、16インチ、あるいはそれ以下のインチ数の車種も存在しますが、圧倒的な比率で市場に出回っているのはやはり20インチです。
日本国内では非常に愛好者も多い自転車ジャンルの一つではありますが、「個性的なデザイン」「特殊な設計」「専用規格」なども多いことから、
通常のスポーツバイク同様な汎用パーツでカスタマイズするのが難しかったりもします。小径車用のパーツなのに「カットして削って加工をして」なんて作業もあったりと、、、
ですが、そんな小径車に対してなんと「完組みホイール」が発売されているではありませんか!
A-CLASS FOLEX ¥32,400(税込)
スポーツバイク乗りならその名前を知っている方も多いはず。A-CLASS。
有名なホイールメーカーで小径車向きの完組みを発売しているところは、恐らくココくらいでしょう。
小径車でも走行性能をアップさせるなら、やはり足回り!
完組みホイールは高価なケースもありますが、投資しただけの費用対効果は得られるパーツの一つ。
少しややこしい話なのですが、同じ20インチにも異なるサイズがあります。
わかりやすく例えるならば、「26インチのママチャリ」と「26インチのMTB」はホイール径が異なります。
同じ26インチでも別の規格なのです。同様に20インチにも数種類あるのですが、大きく採用されているサイズは「451」、「406」の2種類。
今回ご紹介は「406」規格です。
「451」に対応するホイールFOLEX RACE SL 20″ (ETRTO451) 63,720円 (税込)という製品も御座います。
(詳しくスタッフまでお尋ね下さいませ)
完組みホイールだけあってハブはしっかりとした専用品。
高精度なシールドカートリッヂベアリングを採用しているそうで、とてもスムーズに回りました!
車輪が小さく、失速しやすい小径車のデメリットを克服してくれることでしょう。
ちなみにリアのエンド幅はロードバイク規格の130㎜。
フリーボディーは残念ながら10Sまでの対応になりますので、11Sの場合は社外のスプロケット等々で対応することになりそうです。
「お洒落は足元から」、雰囲気も大分変りますね!
性能のアップと共に外観のカッコ良さもアップします!
S田様、作業の御依頼ありがとうございました。