キャノンデールと言えば…
やはり人気製品はアルミフレームのバイクではないでしょうか。
その昔、僕がスポーツバイクを始めた時代はアルミフレームが全盛期でした。
カーボンバイクも存在はしましたが、多くのメーカーのフラッグシップモデル(最上級モデル)はやはりアルミが多かったと記憶しています。
そんな時代の最高峰にあったブランドの一つが「キャノンデール」。
当時からアルミフレームには定評がありました。薄く軽く、かつ高い剛性を。
薄すぎて凹んでしまうのではないかと懸念されたくらいで、
良い意味でも悪い意味でも一部からは「缶デール」なんて比喩されていました。
(空き缶の様に凹んでしまうの意)
そんなアルミのプロフェッショナルブランドから発売されているクロスバイクは当然ながら、その高い技術を惜しみなく使って造られております。
たとえば、アルミフレームの殆どに採用されているSAVEシステムなどかそうですね。
さて今回の御納品は、、、CANNONDALE QUICK4 ¥77,000
今回は女性のお客様にオーダーを頂きました。余談ですが、ここ最近は女性のお客様にオーダーを頂くケースが非常に多くなりました。先月に至っては恐らく男性<女性だと思うくらいオーダーが多かったですね。
クイック4はカーボンフォーク搭載モデル。¥77,000でカーボンフォーク搭載はかなりコストパフォーマンスが高いです。競合メーカーと比較してもかなり最安値の部類でしょう。
ちなみにカーボンフォークを単品で購入すると、コストパフォーマンスの最も高いGIANT製の補修クラスのモノでも約¥30,000です。
後から購入するのは得策ではありませんので、(長距離ライドなどが前提で)アルミフォークかカーボンフォークかで検討される場合は迷わずカーボンフォークを選んで下さい!
クイックシリーズにはレディースモデルの設定がありますが、今回は通常ラインナップの方からオーダー頂きましたのでハンドル幅はレディースモデルと同じ幅にカットしました。
「レディースモデル=女性専用設計」と思われているお客様も多いですが、厳密には「女性向きモデル」です。
「女性しか乗れない設計」ではなく「女性が乗り易いパーツアッセンブリ―」の違いです。
どういう違いかと言いますと、フレーム設計だけで「男性向きor女性向き」を決めることはかなり困難です。
重要なのは骨格に基づく部分が「男性向きor女性向き」であることです。
・肩幅に合ったハンドル幅
・骨盤の形に合ったサドル
・前傾のポジションに合わせたステム
・足の長さに応じたクランク長
などなど。
(他にも女性向きのデザイン、太めのタイヤ、XXSサイズの展開なども挙げられますが、今回は割愛します)
上記の違いを踏まえた上で考えると「男性専用設計」でなく「男性向きモデル」であると、同じことが言えます。
ですから、いつも女性のお客様に車体を御案内する際は「必ずしもレディースモデルでないとダメではありません」とお伝えします。
実際の所、レディースモデルを購入される女性のお客様と通常モデルを購入される女性のお客様、割合で言うと半々くらいだと思います。
男性は付いているパーツやその製品のテクノロジーなどの性能面・機能面で選ぶケースが多いのに対し
女性はカラーやデザイン、そのバイクを購入した後の自身をイメージして選ぶケースが多いので、
ある意味では女性のお客様の方が選択肢が多いのかもしれませんね。
今回はANTカラー。カジュアルなアパレルなどに使われてそうな感じのオシャレなカラーリングです!
ぱっと見て言い表しにくい感じの微妙な色使いがなんとも良いですね。
ちなみにANTの略はanthraciteだそうです。
読み方、発音がわからなくてググった所、Anthracite アントラシットだそうです。「無煙炭」の意味でした。
今回、他店のキャノンデールディーラーさんでこの車体の現物を見て気に入って、
わざわざ当店でオーダーを入れたとの事でした。なんとも有難いです。(;O;)
メーカーのキャッチフレーズは「バイクのある生活はここから始まります。」
当初は電動自転車orクロスバイクかで悩まれたとのこと。結果「日常使い<趣味」で今回のオーダーに至りましたが、やはりスタンドは必要とのこと。
重量の軽いクイック専用スタンドを装着。
きっと当店くらいしか売っていないであろうキャノンデールの名作(?)コラムスペーサー型ライト。
市街地での使用なら十分。ライトの盗難の心配も無く僕も愛用してます。
T島様、この度はありがとうございました!
乗り慣れたら、是非サイクリングイベントにも足をお運び下さいませ!
メンテナンスもいつでも無料ですので気兼ねなくお越しくださいませ。