皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。
本記事は、
の続きとなります。
航空機を使って、ツーリングをする場合には、新幹線、電車等と異なる注意が必要です。
以下、キャンプツーングを前提にお話致します。
1 そもそも運搬が不可能なもの
(1) ガスカートリッジ
ガスバーナー、ガスコンロ用のガスカートリッジは機内持ち込み、預かりともに運搬不能です。
現地で調達するしかありません。
また、現地で調達した後、帰りの航空機に持ち込むことも不可能ですから、空港等で捨てるしかありません。
(2) ガソリン、灯油
ガソリン、灯油も同様に運搬不能です。
(3) カイロ用ベンゼン
私はハクキンカイロという液体燃料のカイロを愛用しているのですが、この燃料も運搬不能です。
寒冷地に航空機で行く場合、この制限は個人的にはかなりしんどく、解決するには現地で調達する、事前に購入したベンゼンを到着先に配送しておく、といった手法が考えられます。
2 機内持ち込みにすべきもの
(1) モバイルバッテリー
現代人であれば携帯電話、サイクルコンピューター、ライトなどなど、あらゆる機器の充電が必要になっていきます。
モバイルバッテリーはリチウムイオン電池が内蔵されておりまして、これが衝撃や温度変化に弱く、預かり荷物とすることはできません。
機内持ち込みであれば、運搬可能です。
そして、概ね27,000mAh以下であれば制限が無く、27,000-43,000mAhまでのバッテリは2つまでという制限を課す航空会社が多いです。
どれだけ電子機器を使うか、お宿に泊まるのか等によって条件は変わると思いますが、私個人は一日あたり5,000mAh以上は電力を消費致します。
(2) サイクルコンピューター
サイクルコンピューターも充電池が内蔵されていることがほとんどで、バイクから外して手荷物として機内に持ち込みます。
(3) 各種バーナー類本体
ガスバーナー、ガソリンバーナーなどの本体は持ち込み可能です。
ただし、場合によってはちゃんと燃料が抜けているのか等の確認を求められることがあり、手荷物の出しやすい場所に収納しておくほうが無難です。
(4) ボトルに入った飲料
私個人は常にオレンジジュースなどが入ったボトルを携行しておりまして、手荷物として機内持ち込みをする場合、係員の方から、一口で良いので飲んでもらえませんか、とチェックを受けます。
3 預かり荷物にすべきもの
(1) 自転車
当然ながら、自転車は預かり荷物とします。
ただし!!
もし電動コンポーネントを使っておられる場合は、バッテリは機内持ち込みにしなければなりません。
(2) テント、寝袋
かさばるので、預かり荷物としたほうが良いでしょう。
(3) テント用のペグ
ペグはほとんど武器、凶器に近いものです。
テント固定用のペグは預かり荷物でなければ運搬はできません。
(4) 工具
一番長くした状態で15cm以下であれば、手荷物として機内持ち込みも可能ですが、預かりとしたほうが無難です。
4 機内持ち込み、預かり荷物のどちらでも良いもの
CO2ボンベは4本までであれば、どちらでも運搬可能です。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeport新宿都庁前店の奈須野でした。