みなさんこんにちは。
自転車を購入したら、どれだけ走ったのか?どれぐらいの速度で走っているか気になりますよね。
そんな時はサイクルコンピューター(以下:サイコン)が必要だと気づくでしょう。
速度や距離を測るだけではなく、ルート案内から、GPSでルートログを取ってくれたり、クランクの回転数や、電動変速機のギア位置まで様々なことが最新のサイコンはできるのです。
今回紹介する”bryton”はGPS関連の電子製品を開発している台湾の企業で、非常にコストパフォーマンスに優れた端末が揃っています。
当店ではキャットアイやGARMIN、GIANTといったサイコンの取扱がございますが、今日はbrytonの魅力を解説していきたいと思います。
※機種ごとに若干性能が違うのでフラッグシップモデルのRider450に絞って説明をしていきます。
魅力その1
まずいきなり最大の特徴じゃないかなと思う点をあげると、スマートフォンとの連携が非常に使いやすい点です。
スマートフォンと連携というと、”それぞれのメーカーが提供するアプリにWi-Fi経由でデータをアップして管理する”という意味で捉えられるかもしれませんが、brytonは違います。
お手持ちのスマートフォンでbryton端末の設定ができてしまうのです。
つまり端末に表示させたい項目の設定や、ルートの作成が使い慣れたスマートフォンで簡単に設定でき、そのままBluetooth経由で同期できてしまうのです。
いちいち、たまごっちのような端末のボタンをぽちぽち押しながら頑張って設定をしなくても簡単にスマートフォン側から色々できちゃうんです。
先日問屋さんがお試し品を持ってきてくれた際にいじらせていただきましたが、ルートの作成はやはりスマホが作成しやすいですし、項目設定も直感的に操作できるので、こういったガジェットは使いこなせなさそーだなという人ほどオススメです。
またスマートフォンと連携してメールや電話を通知してくれる機能もあります。
もはやサイコン版アップルウォッチ・・・
魅力その2
省エネで動いてくれるのでRider15を除く機種はどれも30時間以上のタフネス仕様になっています。
ブルペやグラベルライドなど、長時間のイベントや連日のライドも増えてきたこともあり、長時間バッテリーが駆動してくれるのは嬉しいですね。
魅力その3
安いのにこのスペック!?
7年前に初めてGPS搭載モデルのサイコンを買った時はセンサーセットで4〜5万ぐらいからだった気がします。
なのに今ではGPS搭載モデルもいつの間にか1万円程度で購入できるようになりました。
当時はGPSも1つの衛星からの測位だったので、ビルや山間部だと精度が悪くなることがありました。
3〜4年前は3つの衛星から測位で驚きましたが、いまではなんと5つです!!
CPUも昔の物と比べてもはるかに性能アップし、端末の立ち上がりと、位置捕捉が非常に早いです。
またフラッグシップのRider450はトリプルセンサーセットで税抜31,000、端末のみだとまさかの税抜22,000という破格です。
ちなみにルート検索できる端末ですよ。曲がる場所や距離も丁寧に教えてくれます。
Di2などの電動変速に対応している人にも嬉しいギアの位置やバッテリー残量を表示にも対応しています。
もう一度いいます。端末だけで22,000円です。(税抜)
ボタンは物理キーが側面に4つ、手前側に2つあります。
個人的にはタッチスクリーンはグローブや雨で濡れた際などの精度をあてにしていないので、物理キーの方が安心だと思っています。
センサーも流行りのバンド式なので、スマートに取り付けられます。
ひと昔は結束バンドでフレームに固定してたんですよ。
brytonは専用マウントになりますので、他のマウントとは互換性はありません。
brytonマウントをご利用いただくか、rec mount社から販売しているマウントにもラインナップはございますので、詳しくは店頭スタッフにお尋ね下さい。
すでに写真からお気づきかもしれませんが、カラー表示ではありません。
ここも個人的にはカラーじゃなくても十分見やすいので気にならないですし、バッテリーの持ちがその分いいのでむしろこれでよいぐらいです。
いかがだったでしょうか?
夏にロングツーリングやイベントに備え、新しいサイクルコンピューターはいかがでしょうか?
ラインナップはいくつかございますので、詳しくは店頭スタッフにお尋ね下さい。