皆様、こんにちは!!
bikeportスタッフの奈須野です。
夏直前ですね。
19時過ぎまで周囲が明るい、というくらい日が長くなってきました。
冬と異なり、夜間走行時間が短くなるため、自転車用のライトも冬とは違ったタイプのものをお使いになると便利かもしれません。
さて、今回、ご紹介するのは、2019年6月21日に発表されましたGIANTの新製品、RECON HL 100とRECON TL 100です。
RECON HL 100は、RECON(リーコン)シリーズの最軽量版です。
従来のRECONシリーズの最軽量、小型版はRECON HL 500でした。
重量
RECON HL 500 80g
RECON HL 100 33g
大幅な軽量化を実現しました。
RECON HL 500 よりも、コンパクトになり、サイクルコンピュータやスマートフォンホルダーなどで狭くなりがちなハンドル周りをスッキリさせてくれます。
また、従来のRECONシリーズ同様、横にも切り欠きがあり、270度の視認性を確保しています。
光束
光束は最大100ルーメンです。
100ルーメンといいますと、夜間の街なかでの走行に必要十分な光量となっています。
(街灯がまったくない地域を走行する、夜間であっても時速30km超で走行する、ブルベに参加する!!といった用途には、従来どおりのRECON HL 500以上の光量を持つライトが適していると思われます。)
防水性
IPX7となっており、最高度の防水性能となっています。
蛇足ながら、自転車のアクセサリで、IPX◯、という表記をときどき見受けるため、ご説明いたします。
IPX◯とは、国際電気標準会議が定めた、保護規格(International Protection Code)のことで、Xの部分は防塵性能、◯の部分は防水性能を表しています。
Xというのは、未定義という意味で、IPX7というのは、防塵性能は未定義、防水性能は7段階目、という意味です。
つまり、IP56とか、そういう表記もあるのですが、我々の日常生活では防塵性能をそこまで重視していないため、防水性能のみアピールすることが多く、ゆえにIPXなんとか、などと表記されることが多いのです。
蛇足の蛇足ながら、IPX7であれば、読みはアイピーエックスセブン、などと発音することが多いです。
IPX7は、一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがないという意味です。
日常生活レベルの水圧で、仮にRECON HL 100ポチャンと落としてしまってもすぐに取り上げれば平気、ということです。
発光モード
発光モードは5種類あります。
強(100Lm : 2.5時間)
中(50Lm : 4.5時間)
ローフラッシュ(5Lm : 14時間)
ハイフラッシュ(100Lm : 8時間)
ナイトフラッシュ(20Lm : 6時間)
です。
さらに、電源のON,OFFは、従来のRECONシリーズと同様、ボタンの長押しです。
そして、モードメモリー機能が搭載されているため、最後に使用したモードが点灯されます。
携帯電話等と同様に、リチウムイオン電池が内蔵されています。
PC等のUSBポートから充電します。
画像引用 GIANT
価格
¥3,000(税抜)
RECON TL 100
2019年6月21日に発表された新製品で、100ルーメンの光量を誇る、小型、軽量なテールライトです。
発光モードは、
強(35Lm : 3時間)
中(5Lm : 13時間)
ローフラッシュ(10Lm : 18時間)
ハイフラッシュ(100Lm : 7時間)
ナイトフラッシュ(20Lm : 6時間)
となっており、RECON HL 100と同様、モードメモリー機能を搭載しています。
防水性能もRECON HL 100と同様、IPX7です。
価格
RECON HL 100と同様、¥3,000(税抜)です。
なお、
RECON HL100 AND RECON TL100 COMBOという商品があります。
RECON HL100 と RECON TL100 組み合わせた、という商品名そのままの内容なのですが、こちらは、¥5,500 (税抜)で、お買い得モデルとなっております。
夏の夜に向いた、軽量、コンパクトなライトとして、RECON HL100 とRECON TL100をご紹介しました。
ご興味のある方は、スタッフまでお問い合わせくださいませ。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeportスタッフの奈須野でした。