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600km ブルベ その5。大歓喜!! ハッピードリンクショップ

皆様、こんにちは!!
bikeportスタッフの奈須野です。


本記事は、600km ブルベ その4。闇夜の灯火。翼よあれが の続きとなります。

600km ブルベ その4。闇夜の灯火。翼よあれが


長野県伊那市に宿営しましたが、悠長に休んではいられません。
午後10時45分にチェックインをして、翌午前3時25分にチェックアウトしました。
滞在時間4時間50分。

まず、ウェアを洗います。
洗濯機や乾燥機を使う時間もないため、洗面所で手洗いです。
自分で申すのもなんですが、汚れています。
ウェアを何着も持ち歩く重量、積載量の余裕がないため、ジャージ、ビブタイツ等すべて一着で賄う。
当然ながら、早朝まで乾かないでしょうが、それもやむを得ない。
走りながら乾かします。

その後、入浴。
普段の生活であれば、一時間くらいお風呂につかっているものなのですが、今日はくたびれすぎていて、お風呂に入ることすら、しんどいです。
とはいえ、全身をよくマッサージしておきます。

そして、2時間30分眠りました。
お腹が空いておりましたが、眠る直前に食事をすると睡眠の質が下がるため、そのまま眠りました。


軽い朝食を済ませて、出発です。
時刻は午前3時31分。
わずかな滞在時間でしたが、猛烈に回復できました。
全体力の60%くらい回復した感があります。


まだ日も昇っておりませんが、次のチェックポイントに急ぎます。
実は、次のチェックポイント、第4チェックポイントは足切りラインが午前8時8分なのです。
そして、そのチェックポイントまで、獲得標高500m、距離は80kmあります。
途中でパンクなどのトラブルがあったことを考慮して、最低でも走行時間4時間はみておかないと危険です。
ゆえに、出発は最低でも足切りライン4時間前の午前4時8分となり、さらに30分の余裕をもたせて午前3時31分発としたのです。


塩尻峠めざして、ひたすら北上します。

塩尻峠までは、地味にヒルクライムで、体力を奪われていきます。

これはしんどい。。。と思った矢先。
なんということでしょう!!
ハッピードリンクショップです!!

解説
ハッピードリンクショップとは、おもに山梨県とその周辺の地域に設置されている自動販売機のドライブインのことである。
通常の自動販売機よりも価格が数十円安価に設定されていることが特徴で、設置場所も周囲に商店、コンビニエンスストア等が無い僻地に配置されることが多く、その配置具合は絶妙極まりない塩梅であって、人里離れた山中で孤立し、水分、栄養欠乏によって死の直前まで追い込まれた数多(あまた)のサイクリストたちが、このハッピードリンクショップによって命を救われたことがあるという、伝説の自動販売機群のことである。
甲信地方を自転車で進むときは、このハッピードリンクショップの存在がライフラインとなることも多く、その圧倒的有益性、ユニークなネーミングセンスから、ハッピードリンクショップはドラマ、アニメ作品など(例 ゆるキャン)にも紹介されているほどで、その名声は、全世界的に轟いているといっても過言ではない。

次々と現れるハッピードリンクショップという強力な援軍を得た私は、勇気100倍!! 轟然と北進していきました。


塩尻市に到着です。
大都市です。
甲州街道(国道20号線)の終点があります。
東京の日本橋から突き進むと、ここまで到達するということです。
まだ夜明け前であります。


足切りラインまで間が有りません!!
とにかく急ぐのです!!

長野県を走っていると、普段生活をしている神奈川県では見ることができない光景に出会うことができます。
広い田畑。
両脇には、とんでもない高さの山々。

雪だるま、ならぬ、石だるま。

ベイシアです。
北関東、甲信越地方に多く見られるスーパーです。


信じがたいですが、女性の参加者さんもいらっしゃいます。
参加者さんをチラホラと見かけるようになった、ということは、チェックポイントが近い証拠であります。


到着しました!!
第4チェックポイント。
時刻は午前7時21分。
足切りラインより47分前に到着です。
ほんのすこし寝過ごしていたり、何かトラブルがあったら失格しかねない、首の皮一枚でクリアしました。
複数の参加者さんがいる、ということは、皆さん、伊那周辺で宿営したと思われます。

折返し地点を通過して、いよいよ復路の始まりです!!


本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeportスタッフの奈須野でした。

600km ブルベ その6。命の水!! 道の駅 はくしゅう

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