GIANTなら水色、BIANCHIならチェレステカラー、SPECIALIZEDなら赤、、、スポーツバイクメーカーの多くにはブランドイメージカラーが存在します。
みなさんは「CANNONDALE」と言ったら、どんなカラーリングを連想しますでしょうか?多くの方は「緑」と答えるでしょう。
しかしながら、一定数の人は「青」あるいは「赤」と答えるかもしれません。実際に僕もキャノンデールと言えば「青」のイメージでした。
本日の御納品はこちら!CANNONDALE CAAD 12 COLORS
昔からスポーツバイクに関心のあるサイクリストにはお馴染みの配色、ボルボキャノンデールカラーです。
ボルボキャノンデールのボルボというのは自動車の「VOLVO」でして、当時のスポンサーでした。とても多くの優勝を得て、キャノンデールの知名度を一躍世に知らしめたチームでした。キャノンデールのプロライダーたちは皆このカラーリングのバイクに乗り、雑誌などのメディアに露出しておりました。
冒頭でお話したブランドカラーの話ですが、自分がスポーツバイクに関心を持ち始めた当時のフラッグシップのチームレプリカモデルがこの青黄色でしたので、僕の中のキャノンデールカラーと言えば「青」なのです。余談ですが、ボルボキャノンデールの前はサエコキャノンデールという赤黄色の配色でした。
今回はフレーム載せ替えではなく、部品を全てオーダー頂くバラ完でのオーダーとなりました。通勤が主な用途でしたので当初はTIAGRAで組立予定でしたが、せっかくの良いフレームですので「やはり最低でも105だろう」という結論に達し、フル105でアッセンブルさせて頂きました。
ホイールは価格を抑えつつも、パフォーマンスが高いWH-RS300をセレクト。
タイヤに関しては走行パフォーマンスよりも耐久性&耐パンク性能を重視し、IRCのJETTYの25Cをアッセンブル。
CAAD12はBB30設計ですので、本来はアダプターを使用しないとシマノクランクをセットできません。今回もお馴染みのSUGINOのBBを採用。アダプターと違い接合部が少なくなりますので、異音・音鳴りも大幅に軽減。回転、性能ももちろん◎
性能も重要ですが、せっかくのチームレプリカ風のフレームデザインですので、外観や配色にも拘りたいところ。バーテープはカラーバリエーションが豊富なSUPACUZに。
そして極めつけはこのサドル!
セライタリアのツールドフランス記念モデルです。今回のオーナー様は通勤で使用するものの、古くからロードレースが好きとのこと。なんと実際のツールを観戦しに行ったこともあるそうで。
この上なく贅沢な通勤車が完成してしまいました。ずっと当店に展示されておりましたボルボキャノンデールフレーム(※メーカーは只の青黄色のカラーとして発売しております)、いつかきっとこのカラーリングにビビっとくるお客様が現れるであろうと信じておりました。
T築さま、この度はご用命有難うございました。次はペダルを変えましょう!笑