こんにちは!
bikeport横浜西口店スタッフ鈴木です!
今回はリムブレーキを使ってる全てのユーザー様に向けて注意喚起の為このブログを書きました。
先日前側のブレーキがききにくいとのことで、お客様が電動子乗せ自転車でご来店されました。
早速状態を確認しましたが、ブレーキパットはさほどすり減っておらず、ブレーキレバーの握り幅も特におかしくはありませんでした。
しかしブレーキのききはよくありません、もしやと思いブレーキの当たり面(リム)を確認してみると…..
こんな感じにリムが摩耗してました。
こちらの車体に搭載されているブレーキはスマートコントロールブレーキというものです。
このブレーキの特徴といては、上の画像のようにひし形のパンタグラフというパーツが付いており、ブレーキレバーを握るとブレーキワイヤーが引っ張られます。
そしてそのワイヤーが固定されているのがパンタグラフの下部なのでブレーキをかける時はパンタグラフが縦に潰れるように動くことがこのブレーキの特徴です。
パンタグラフの可動域は決まっているので、可動域以上にブレーキ面が削れてしまうとたとえブレーキパットが減っていなくてもブレーキが効かなくなってしまうのです。
それにこのブレーキ面である車輪の摩耗が更に進行すると車輪が薄く、脆くなっていって走行中に車輪が割れたりバーストして重大な怪我や事故にも繋がりかねません
そのため今回は車輪のブレーキ面であるリムの交換をさせていただくことに致しました。
ココからは作業の流れですが、まずは車体から車輪を取外します。
その後交換する前のリムと新しいリムのバルブ穴にタイラップを通します。
そうすることで組み間違えを防ぐことが出来ます。
古いリムから新しいリムに組み換え完了!
ココからはスポーク一本一本を支えているネジを締めてホイールのバランスを整える作業に入ります。
こんな感じでホイールのフレが1mm以下に調整できました。
最後にタイヤをはめて車輪を車体に取り付けてブレーキとの隙間を確認してみました。
かなりいい感じに隙間が詰まってブレーキがききやすくなりました。
いかがでしたか?もし気になったら自分の車輪もチェックしてみて下さい。
今回この記事を書かせて頂いたのは自分の感覚ですがこのような案件が多いように感じ、事故につながらないように注意喚起の意味も込めているため
特に電動子乗せ自転車をご利用の方は注意してにて下さいね。
気になるという方はお気軽にご相談お待ちしております。
以上bikeport横浜西口店スタッフ鈴木でした。