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芝浦工業大学ワンダーフォーゲル部のサイクリング合宿に協賛させていただきました レンタサイクル 合宿利用 連日レンタル 横浜レンタサイクル

本日は2月から3月にかけて当店で協賛させてていただいた、芝浦工業大学ワンダーフォーゲル部の皆さんの素晴らしい冒険の様子をご紹介させていただきます。

天候などで決して予定通りではなかった、波乱万丈の3日間。

彼らが苦労したこと、感じたこと、仲間との時間、それら全ての体験が、私達大人には羨ましく胸が熱くなるんだろうか。

彼らは今回の合宿で何を感じたのか。ぜひご一読下さい。

以下 ワンダーフォーゲル部 学生様からいただいた活動報告です。


令和4年度 春季サイクリング合宿 活動報告

・当日まで
本部活では毎年、春休みに登山以外の合宿を行っており、本年度は長距離のサイクリングに行くことになった。単にサイクリングというのではなく、ワンダーフォーゲル部のサイクリングとして合宿を行うため、経由地でキャンプをしながら転々としゴールである沼津市の千本松原を目指すという方針が決まった。


これに先立ち、コースや行程の計画を立てることと並行して日帰りサイクリングを数回実施した。参加者に自転車に慣れてもらうことと体力向上が目的だった。横浜から三浦半島や茅ヶ崎に行く活動に参加した。サイクリングは登山とは違った新鮮な楽しさがあった。

春合宿の日程は 3/21~3/24 の 4 日間とし、予備日を 3/26~3/29 としていた。3 月の前半は例年通りの良い天気が続いたが後半になって崩れ、当初の予定を延期した上で予備日の活動も怪しいという状態になった。最終的に予備日の初日は雨で中止となり、残念ながら 3 日間の活動に変更となった。


合宿本番

初日

初日は雲が多かったが概ね晴れてサイクリングしやすい天候だった。

bikeport 横浜西口店にて自転車をレンタルし、各々出発の準備をする。自前で自転車を用意しているメンバーは、それぞれキャリアとパニアバッグを装着したことでかなりの重装備となった。合宿開始のミーティングを行ったのち横浜を出発した。

金沢八景、逗子、江の島、茅ヶ崎と海沿いの地域を順に通過していく。日帰りサイクリングで通った事があり、迷うこともなく、見たことのある景色を思い出しながらペダルを回した。

茅ヶ崎の先にある湘南大橋を通っている時がとても爽快で、とても印象に残っている。

慣れない装備のこともあり途中でペースが落ちたりしたが、全員小田原のキャンプ場へたどり着いた。このあたりから雨がちらつき始めた。

停めた自転車にカバーをかけ、テントを設営した。夕食を終えてから雨は次第に強くなり、雨音と寒さで夜中に何度か寝袋の中で目が覚めてしまった。


2日目

朝になっても天候は回復せず、雨が降りしきる中雨具を着たまま朝食のスープパスタをみんなでつくった。

この日、計画では沼津の千本松原へのサイクリングの予定だった。しかし雨が止む気配はなく、結局バスと電車を乗り継ぎ千本松原へ行くことが決まった。車窓からは伊豆半島やこの日自転車で走る予定だった道が見え、残念さと悔しさをおぼえながら電車に揺られた。


面白いことに沼津市とその近辺は快晴で、キャンプ場を含む周辺地域のみ雨だった。沼津駅に着き、目的地の千本松原まで 30分ほど歩いた。堤防の上からは広い駿河湾とその淵に広がる松原、静岡の街までも見渡せた。残念ながら富士山は雲の中からその姿を現すことはなかった。

その後、海鮮丼と温泉を堪能し小田原へ戻った。

こちらも雨は上がっていたが、キャンプ場へのバスは終了していたため山の中を歩いて向かった。普段の活動で慣れているとはいえ、やはり明かり一つない夜の山の中は怖い。ヘッドライトを頼りに足を進めた。

キャンプ場に到着し、ラーメン鍋をつくって食べた。疲れがたまっていたこともあり、この日はすぐに眠りについた。


3日目

とても爽やかな朝だった。キャンプ場での日差しは3 日間通して初めてで、桜の花びらが散る中カレーを食べながら春を味わった。

テントを撤収し、一日ぶりに自転車に乗る。名残惜しかった横浜に向けて出発した。序盤はアップダウンが多かったものの順調だったが、やはり 3 日目ともなると全体的に疲れが見え始めた。江ノ島までは初日のルートと同じだったが、計画よりも遅れていたため金沢八景へは寄らずに横浜へ向かうことにした。

平塚を通過したあたりから少しずつ雲が出始めていたが、残りの行動時間的にも大丈夫だろうと思い、江の島で昼食をとり、本合宿で最後の潮風を感じながら帰路を走った。しかし突然近くで雷鳴が鳴り、大粒の雨が降り始めた。幸い、近くに大船駅があったため急いで向かい、そこから横浜まで輪行することになった。輪行は本来この時のような急に天気が崩れた時や怪我人が出た時などの緊急時にのみの予定だった為にあまり練習をしておらず、かなり時間がかかってしまった。なんとか全員の自転車の準備を終え、混雑緩和のため二人ずつ電車に乗った。横浜駅で降り、徒歩で店舗に到着し自転車を返却することができ、春合宿は終了した。

この春合宿では普段は自転車に乗らないメンバーもサイクリングの楽しさを知ることができ、同時に山とは異なる場面で協力しあうことでメンバー同士の結束も強まった。一方で天候に恵まれなかった合宿でもあった。サイクリングできなかった小田原から沼津の区間はリベンジしたい。また、合宿を計画し、日帰りサイクリングの先導や合宿中もメンバーを牽引してくれた K 君には感謝している。


若き学生の壮大な3日間の大冒険はいかがだったでしょうか。

天候には恵まれず、思うようにいかなかった3日間だったかもしれませんが、誰一人欠けることなく、全員で走りきった3日間。帰ってきた彼は疲れているようでしたが、その顔は一段とたくましくなって充実感に満ち溢れていました。

彼らにとってもかけがえのない思い出になったことでしょう。

bikeportではこういった大規模のレンタル、レクレーションにも協賛しております。

特に若者の挑戦を応援しておりますので、お気軽にご相談下さい。

 

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