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油圧ディスク グラベルロードで行く 光秀 信長 秀吉の旅 その1

皆様、こんにちは!!
bikeportスタッフの奈須野です。


突然ですが、私、歴史が好きで、この度、明智光秀さん、織田信長さん、羽柴秀吉さんの足跡をたどる旅をしてまいりました。
特に、明智光秀さんが大好きで、2020年は彼が大河ドラマに取り上げられたり、とても晴れやかな気持ちになりました。
(以下、明智光秀さん寄りの文体が続きますが、あくまでも個人的見解、冗談であり、他の武将の方々、ファンの方々を軽んずるものではございません)

今回は、京都、滋賀、福井とツーリングをしてまいりました。
自転車にテント、寝袋、自炊道具を積んで、全行程野宿、自炊をしながら歴史的遺物をめぐる旅です。

横浜から、全行程を自転車で走行する、ということも不可能ではありませんが、その場合、2週間はかかると思われます。
お休みとして5連休を頂いたので、5日間で可能な限り多くの遺跡に寄ることができるように、目的地付近までは新幹線で移動して、その後、自転車で探検することに致しました。


自宅から、新横浜の駅まで向かいます。


新横浜の駅で、自転車を分解します。
CannondaleのCAADX 105というモデルです。
本来はシクロクロス用のバイクですが、アルミフレーム(フロントフォークはカーボンです)で、10kg前後であれば荷物の積載が可能であること、リアキャリアの装備が可能で容量に厳しい制限のかかるバイクパッキングよりも余裕のあるツーリングが可能になること、シクロクロスバイクだけはありホイールが頑丈であること、35c以上の太いタイヤが装着可能で悪路も走破できること、などの要素が長距離ツーリングに向いております。
以上のような理由で、個人的には、国内であれば、厳冬期を除いて、本記事車体のようなアルミフレーム・グラベルロードであれば数週間レベルのツーリングも可能であると考えております。
(マイナス10度前後でも野営し続ける、といった厳冬期のツーリングの場合は、衣類、燃料などを多く積まなければならず、フロント、リアの計4つのサイドバッグを装備できる車体が良いと考えます。その場合は本件記事のような、カーボンフォークの車体は不向きとなります。)


油圧ディスクブレーキで、多少、気を使いますが、通常のロードバイクと比べて、極端に難易度が上がるわけではありません。
油圧ディスクでも安全に輪行することは可能です。
注意点を申し上げるとすれば、ディスク(ローター)を汚さないこと、それだけです。
しかし、輪行袋に入れてしまえば、汚れるわけもなく、そこまで神経質にならなくてもokです。

もっとも、油圧ディスクブレーキモデルの場合、ホイールを外した状態でブレーキレバーを思いっきり引いてしまいますと、ピストンが突出しすぎてしまって戻らなくなることがあります。
そのため、念を入れるのであれば、ブレーキパッドに挟み込むスペーサーを入れておくと万全です。

シマノ純正スペーサーで、価格は¥154(税込)。

私が使っているGIANTの輪行袋は、自転車を逆さまにして、ハンドルのブラケット2点、サドルの3点で支えるタイプです。
そのままでも自立し、かつ、縦型輪行袋などと違って、車体に負担をかけにくいため、エンド金具は使っておりません。


リアキャリアに2つのサイドバッグを装着しました。
まだ、10月ではありますが、福井県といった比較的寒冷な地域にも野営するため、大きめの寝袋を用意しました。
新幹線で輪行する場合、各列車の最後尾に荷物を置くスペースがあり、そこに自転車を置きます。
新横浜から小田原まで、たった12分で到達しました。
とんでもない爆速です。

通常(自転車)であれば、2時間はかかる伊豆半島超えも、わずか9分でクリア。
信じられません。


なんということでしょう!!
文字通り、一瞬で京都に到着致しました。
普通、京都までは一日150km走ったとしても、3日はかかるべき行程であるところ、たった2時間で到着するとは。。。
新幹線恐るべし。

さて、京都駅で車体を組み立てます。


まずは二条城に向かいました。

明智光秀公が、信長の息子、信忠を討ち取ったお城です。
が!!
今の二条城はあくまでも徳川氏が建築したもので、安土桃山時代のものではなく、立地も異なるため、それほどの興味がそそられず、一巡して立ち去りました。


敵は本能寺にあり!!
本能寺跡です。

本能寺跡って、今でも本能寺、あるのでは?とお思いになった方。
京都にお詳しいです。
確かに、現在も、本能寺は実在するお寺です。
しかし!!
二条城と同様、安土桃山時代の本能寺と、現在の本能寺は立地が異なります。
現在の本能寺は、本能寺の変後、秀吉が移転させた場所なのです。
信長を討った当時は、このあたりに本能寺があったのです。

こういった遺跡にいると、不思議と当時のことが夢想されてしまうのです。

1万以上の明智軍に囲まれて、蟻の這い出る隙間も無い。
対する信長を守るのは、わずか数十人の近習のみ。
紅蓮の炎に包まれる本能寺。
信長の最期は、どのような表情だったのか。
光秀め、やりおるわ!!
とか言っていたのでしょうか。
しばらく、本能寺跡地で大興奮した後、次なる目的地、山崎に向かうことに致しました。


本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeportスタッフの奈須野でした。

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