皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。
本記事は、
新宿都庁前店 BRIDGESTONE RADAC ブリヂストン・レイダック オーバーホール ブリジストンカラー / ベアリングオーバーホール編
の続きとなります。
完成致しました!!
バーテープを巻き直しました。
Giant Stratus Lite 2.0 ブルー
2mmのもので、比較的薄手です。
エントリー向けロードバイクには、もう少し厚手のものが装着されていることが多いです。
ある程度慣れると、薄手のバーテープのほうがコントロールしやすい。。。と個人的には考えます。
が!!
バーテープには絶対的な正解はありません。
厚さ、表面の仕上げ、お色、素材そのもの(稀にコットン、本革といったバーテープも存在します)など、様々な種類のものがございます。
一応の目安を申し上げますと、グラベル系、オフロード寄りのバイクは、ショック吸収性を増すために厚手のバーテープが装備されることが多い。
ロードレース寄りのバイクには、スプリント、瞬間的な爆発力が求められることがあるため、薄手で、手にガッチリ食いつくしっとり系のバーテープが装備されることが多い。
ローリング系のバイクには、頑丈で擦り切れにくい、ボテッとしたパーテープが選ばれることが多い。
といったところでしょうか。
また、巻き方もご指定可能で、内巻き、外巻き、テンションの強弱、重なり具合など、お好みにあわせてカスタマイズ可能です。
クリーニングだけでなく、ガラスコーティングも施工してあります。
汚れ、紫外線、微細なキズからフレームを守ってくれます。
また、表面がつるっとした不思議なさわり心地になります。
ワイヤーはいわゆる触覚型
アウターケーブルはSHIMANO現行の黒ケーブルに変更したため、現代的に改まっています。
リアブレーキアウターは、フレーム内装型。
トップチューブの外に露出しないため、フレームポンプやフレームバッグを装着するときに邪魔になりません。
現代のバイクはラグを使用せず、フレームに直接穴をあけ、アウターの受けを装備させますが、RADACはクロモリバイク。
パイプを接合するために、ラグを使用し、ロウ接をしてあります。
そして、アウターの受けはラグに装備されています。
これには、フレームサイズどこにトップチューブを加工しないですむ、つまり製造コストの合理化が図れるというわけで、細やかなところにも知恵が凝縮されています。
チェーンを交換しました。
ビンテージバイクのチェーン交換をする際の注意点として、チェーンリング、カセットスプロケットの摩耗が激しい場合、かえって歯飛びをしてしまうことがある、というものがあります。
そのため、チェーン交換の際は最悪、ドライブトレイン総取り替えの可能性もある、ということを念頭に置いておく必要があります。
試乗チェックをしましたところ、チェーンリング、カセットスプロケットの歯飛びはありませんでした。
目視でも明確なカケは見受けられず、良好な状態です。
タイヤはGIANT PR3に交換。
お値段と軽さ、グリップの良さのバランスが良く、スポーツバイクのエントリー向けタイヤとして、おすすめであります。
あわせて、チューブも交換しました。
ブレーキシューはDIA-COMPEが展開しているビンテージ向けパーツ、GRAN COMPEのものを装着。
サドルはNOGUCHIの細身のものを採用。
ペダルも劇的に回転が良くなっています。
パーツ代、工賃を含めて、¥61,170(税込)となりました。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeportスタッフの奈須野でした。
新宿都庁前店 日常あるいは平穏な日々 / YAMAHA PAS Natura チェーン滑り解消 チェーンリング、スプロケット交換