皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。
本記事は
の続きとなります。
2022年4月10日、イベントを開催致しました!!
都内には、様々な歴史的建造物があります。
近くに住んでいながらも、意外に知らない、訪れたことが無いという場所は多いと思われます。
そこで、今回は、そういった建物たちを一挙に巡ろう!!と思い立ったわけです。
朝、いつものように、荒玉水道道路を通って、出勤します。
今日は良いお天気になりそうです。
素晴らしい。
朝9時に集合していただきました。
今回は3名の方にご参加頂きまして、全て女性です。
皆様、仲良しであるため、出発前からお話がはずみまして、なかなか出発できません!!
予定よりも15分ほど遅れて、出発です!!
まず、西に進みます。
新宿御苑の脇を通ります。
非常にのんびりとしております。
神宮外苑、絵画館前に到着致しました。
正確には、聖徳記念絵画館といいまして、明治天皇の業績を絵画で表現して、展示してある美術館です。
ものすごく良いお天気になりました。
神宮外苑は、一方通行が多く、少しだけ道に迷いました。
明治神宮です。
私事でございますが、大学生のころ、しばしば神宮球場に通っておりました。
さらに進み、迎賓館に到着致しました。
ちょうど目の前が学習院さんの入学式のようで、皆さんで遠望しておりました。
都心部を突き進みます。
江戸城、皇居まで到着致しました。
日本の国家権力の最高峰、泣く子も黙る、国会議事堂であります。
国会議事堂は向かって右側は参議院、向かって左側が衆議院となっております。
その成り立ちについても、浅薄ではありますが、ご説明致しました。
すなわち、東アジア圏においては、君子、皇帝は南面する、という鉄則があります。
これは、北極星が不動の位置にあることから、世界の基準を北極星に求め、君子が北に位置して、南向きに世界を治めるべき、という考えに従ったものです。
私の勝手な解釈でございますが、東アジアは北半球にあり、北極星を背にして、南面すると、お日様が暖かく、ありがたいので、エライ人のお家、宮殿は南向きに作ろう、という意図があったのでは、と推察しております。
(現在でも、住居は南向きに作ることが多いでしょう。)
このようなわけで、中国の洛陽、長安などの城塞都市も宮殿は南向きに作られておりまして、それを模した平城京、平安京もすべて、宮殿は南向きに作られ市街地が南側に広がる、という構造をしているのです。
そして、君子から見て左、つまり東側はお日様が登る方角で、ありがたく、尊いとされ、右側、西側はそんなにありがたくない、と考えられるようになりました。
なお、左大臣、右大臣といった言葉がありますが、ここでも「左」が地位、権限が上である、という仕組みになっています。
国会議事堂もこのような作法に則っていると思われ、議事堂内から見て左(向かって右)は国会開設当時は地位の高かった貴族院(参議院)が配され、議事堂内から見て右(向かって左)は衆議院が配されたのではないかと推察します。
ずいぶんとお話がそれましたが、この箇所だけ妙に熱く、皆様にご説明しておりました。
続きまして、法務省旧本館です。
赤レンガと、位置が近いからか、東京駅の一種、別館のように思われている方もおられるかもしれません。
まったくの別物であります。
そして、内部は普通に近代化されておりまして、オフィスとして現在も使われています。
日比谷公園で一休みをします。
明治生命館の脇を通ります。
装飾が華やか、繊細なコリント式列柱が美しい建物です。
続きまして、東京駅を目指します。
東京駅の前は、写真撮影をしていることが多く、この日も、結婚式の方でしょうか、撮影をしておられました。
東京駅です。
日本の顔である東京駅が立派なのは、少し嬉しいです。
五街道の起点、日本橋です。
日本橋三越。
私事ですが、大学生のころ、地下の洋菓子屋さんでアルバイトをしておりました。
外国の要人さんが来ると、大抵は日本橋三越でお買い物、とかになりますね。
日本銀行です。
改めて訪れることは少ないかもしれません。
神田、御茶ノ水周辺は少し坂になっています。
東京復活大聖堂、いわゆるニコライ堂です。
明治大学さんの応援歌に、「都に匂ふ花の雲」という歌がありまして、その歌詞中に「ニコライ」というフレーズが出てきて、以前から気になっていた箇所でした。
美しいです。
赤門です。
東京大学さんのキャンパス内にあります。
江戸幕府の姫が嫁いだ場合の特権として、門を朱塗りにすることが許されました。
11代将軍家斉の息女 溶姫が加賀藩に嫁いだ時に作られたものです。
学芸大学さんの脇道です。
いかにもキャンパス、自由の学風という感じがして、こういった通りは猛烈に好きです。
黒門です。
立派であります。
少しお腹が空いたので、休息をとります。
東京の東側から、一挙に西側、池袋まで移動します。
池袋です。
大学生のころ、しばしば行っておりました。
地下通路で線路をまたぎます。
結構な上り坂がありました。
自由学園さん、明日館です。
可愛らしさとおしゃれさが同居した、おとぎ話に出てくるような雰囲気の建物です。
南下して、目白、高田馬場を通過します。
高田馬場駅です。
学習院さん旧正門です。
現在は、学習院女子大さんなどが利用しておられます。
箱根山通りです。
箱根山とは、戸山公園に存在する峻厳(しゅんげん)な山岳のことで、天に屹立(きつりつ)するその山体は、なんと標高44.6メートル。
この名称は、ギャグとしてつけたわけではなく、かつて、このあたりには尾張藩の屋敷がありまして、日本庭園の築山に箱根山と命名していたことに由来します。
(日本庭園の築山は、富士山を模して芙蓉峰などと命名したり致します。)
いずれにせよ、この日は箱根ヒルクライムを制覇したと言ってよろしいでしょう。
早稲田大学に向かいます。
稲穂さんです。
学生のころ、良く行っておりましたが、惜しくも2014年に閉店なさったとのことでありました。
(日中にもかかわらず、日本酒をサービスで出してくれるという、豪快なお店でございました。)
今も現役の高田牧舎さんです。
格安の食堂が並ぶ中で、頭一つ抜けてお高いため、私も教授、先輩としか行ったことがありませんでした。
(このように書くと語弊があるため、公平を期しますと、ランチであれば、¥1,000-¥2,000ほどでお食事が可能なレストランで、狭い、うるさい、量が多すぎる(大変に失礼。半分褒め言葉です。)といったお店が多い中、唯一静かにお食事できる場所ということで、大人の方々には、高田牧舎さんしか選択肢がなかったのでしょう。)
大隈講堂です。
その塔は125尺(約38メートル)あります。
創設者の大隈重信が人間節制をすれば125歳まで生きることができる、という説にしたがったものです。
(大隈重信自身は、83歳で亡くなっています)
塔のメロディーはウェストミンスター大聖堂と同じもので、キーンコーンカーンコーンという、あれです。
ただし、大隈講堂のメロディーは、ものすごくゆっくりしております。
今でも一日6回、鐘が鳴ります。
タイルは2007年に張替えをして、同年に重要文化財に指定されました。
早稲田という言葉が22回登場する、型破りな校歌です。
作詞、相馬御風。
坪内逍遥がその詞を見て絶賛し、最後にわせだ、わせだ、とだけ付け足した、と言われております。
キュンパス内です。
日曜のため、学生の数も少なく、広々としています。
正面に、「無門の門」があります。
学問は広く国民に開かれるべきであり、大学は門を閉ざすものではない、という考えのもと、正門とはいうものの、門がありません。
(その後、学生運動が激しくなった時期に、門が作られましたが、それでも腰の高さほどでありました。)
少し遅くなりましたが、お食事です。
お連れしたのがすべて女性であったため、最初にご紹介した、小綺麗でおしゃれな高田牧舎さんが良いかと思いましたが、学生街らしいお店が良い、とのリクエストを受けたため、韓国料理 ママキムチさんに行くことに致しました。
もりもり食べます。
ご飯がおかわり自由で、私は、おかわりを致しました。
皆様でお話が盛り上がりました。
西早稲田をあとにして、新宿に向かいます。
新宿店に到着です!!
楽しいイベントでございました。
今後も愉快なイベントを企画して参ります。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeport新宿都庁前店の奈須野でした。
7月11日 日曜日 / 新宿都庁前店 イベント開催!! ご予約受付中 / 山手線を一周し、東京23区最高峰を制覇せよ!!