皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。
本日は、高品質トルクレンチ TOPEAK TORQ STICK 4-20Nm ¥13,530(税込)のご紹介を致します。
スポーツバイクにおいて、トルクの管理は極めて重要です。
まず、トルクとは、回転軸に与えられるねじりの強さのことです。
つまり、どれだけ強くボルト等を締め付けるか、ということです。
スポーツバイクを見てみると、小さな文字で、それぞれの部分にMAX ◯◯Nmという文字が記載されています。
それぞれ、MAX 10Nm、6Nm、2Nmという記載が見えます。
なお、Nmとは、ニュートンメートルの略で、トルクの単位です。
自転車業界では、このNmを使うことがほとんどです。
最大で10、6、2ニュートンメートルのトルクで締め付けてください、といった意味合いになります。
この数値よりも下のトルクで締め付けると、ガタ、緩みが出て非常に危険です。
それでは思いっきり締め付ければ良いかと言えばそうではなく、既定値以上のトルクはパーツを壊してしまいます。
特に、カーボンパーツのトルク管理は極めて厳密にすべきで、少しでもトルクが低いとぐりんぐりんと緩すぎ、高すぎると、パキっと嫌な音がしてパーツが壊れてしまいます。
スポーツバイクのトルク管理で一番身近なのは、サドルのトルク管理だと思われます。
特に、概ね¥200,000以上のモデルに採用されることの多い、カーボンフレームにシートポストもカーボンという組み合わせです。
トルクが低すぎると、徐々にサドルが下がってくる、しかし、トルクを上げすぎると、最悪フレーム、シートポストにクラックが入ります。
さらに上位モデルをお使いの場合であれば、ハンドルもカーボンということがあります。
この場合も適正なトルク管理が必須で、オーバートルクは数万円もするハンドルを、パキっと折ってしまうことになりかねません。
TOPEAK TORQ STICK 4-20Nmであれば、4ニュートンメートルから20ニュートンメートルまで計測可能で、自転車パーツのほとんどの部分に使用可能です。
また、便利なラチェット式で、作業効率が上がります。
3、4、5、6、8、10mmの六角ビットとT20、T25、T30のトルクスビットが付属しております。
スポーツバイクのメンテナンスは、4、5、6mmの六角レンチを使うことがほとんどで、本ツールがあれば、ほぼすべての場面で対応可能です。
なお、完全な余談ですが、トルクを計測するレンチをトルクレンチといい、星型のネジを回す工具をトルクスレンチといいます。
取っ手の部分を回転させることで、4から20ニュートンメートルまでトルクの設定ができます。
指定されたトルクに達すると、カチッと音がなります。
トルクレンチはかなりマニア向けの工具ではございますが、バイクをいじることが好きな方、カーボンロードバイクに乗っている方には必須ともいえる工具でしょう。
(私もプライベート用にトルクレンチを所持しております。)
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeport新宿都庁前店の奈須野でした。
新宿都庁前店 スポーツバイクにも大きな荷物を / TOPEAK トピーク FrontLoader フロントローダー ¥10,450 (税抜¥9,500)