皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。
2023年春より自転車においてもヘルメットの着用が法的義務となりました。
以来、当店でも、ものすごい数のお問い合わせを頂いております。
ヘルメット義務化にあわせて、多くの自治体では補助金、という制度を開始しております。
例えば、新宿区では最大¥3,000の補助金が、渋谷区では最大¥2,000の補助金を頂くことができるのです。
この補助金制度を使えば、実質的には¥3,000-4,000ほどで(モデルによります)、スポーツバイク用の高品質ヘルメットが購入可能なのです。
本日ご案内するのは、GIANT RELAY ASIA MIPS ¥7,480(税込)です。
シンプルなデザインのヘルメットで、スポーツウェアではない、普段着でも違和感なくお使い頂けます。
また、バイザーが取付可能です。
このバイザー、日除けというのが一応の名目でございますが、デザイン上のアクセント、という意味合いのほうが強いです。
つまり、飾りという訳です。
バイザーを外して、よりスポーティな印象にさせることも可能です。
RELAY ASIA MIPSはGIANTのヘルメットラインナップで最も廉価なヘルメットでございますが、安全性も十分確保されています。
まず、EU加盟国共通の安全基準(CEマーク)をクリアしております。
ところで、ほとんどのヘルメットは、外殻部、発泡スチロールの本体部分という、二重構造で出来上がっています。
外殻部は軽微な衝撃、傷からヘルメットを守るためのものです。
衝撃を実際に吸収するのは発泡スチロールの部分です。
この部分が潰れることで衝撃を吸収します。
RELAY ASIA MIPSは、内部にさらに三層目の防御壁が備わっています。
それが、MIPSというもので、画像の黄色い部分です。
このMIPSは前後、左右にゆるく稼働するようになっていて、頭部が衝突したときのエネルギー、特に回転エネルギーを吸収して、さらに安全度を高めているのです。
画像引用 GIANT
後部には、専用のLEDライトを装着可能です。
もちろん、EDライトは車体に取り付けることも可能で、ロードバイクに乗っている方の多くは、車体にお取り付けになっていると思われます。
しかし、LEDライトは後方の車両に自己の存在を知らせるライトで、取り付け位置が高いほどより遠くの車両にも視認可能となります。
つまり、車体に取り付けるよりも、ヘルメット後部に取り付ければ、視認距離がさらに伸びて、安全性も一層高まる、という訳なのです。
お取り付けしたのは、GIANT NUMEN ALUMBRA TL ¥3,080(税込)です。
ローフラッシュ時は30時間点滅が可能です。
なお、ヘルメットには本製品のような¥7,000代のものから、¥30,000近くするモデルまで、様々なものがございます。
その違いは何なのか、としばしばご質問を受けるため、述べます。
(1) まず、安全性はエントリーモデルでも、ハイエンドモデルでも十二分に確保されています。
安全性を確保した上で、異なるのは、まず重量です。
ハイエンドモデルは50g、100gと軽くなっていきます。
自転車競技において、重量が軽い、というのは素晴らしい利点です。
さらに、ヘルメットは頭部に装着するパーツですから、わずかに軽いだけであっても、装着する方によっては首、肩への負担が楽になる、というメリットがあります。
このように、重量差と身体に与えるダメージの少なさ、これが価格差となって現れます。
(2) 次に、高級品ほど空気取入口が大きく、数が多くなっていきます。
つまり、涼しいヘルメットになります。
とはいえ、それぞれの製品には想定されるライドスタイルというものがあります。
エントリーモデルであればそこまで激しいライドはしないだろう、という考えのもと、空気取入口がハイエンドモデルよりは少なくなっています。
逆に、ヒルクライムをする、レースに出場する、という方であれば上位モデルのヘルメットを強くおすすめ致します。
(3) 最後に、デザインです。
上位モデルほどデザイン、ペイントが凝ったものになり、高級感が漂います。
以上3点がお値段による違いです。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeport新宿都庁前店の奈須野でした。