横浜・新宿・湘南のスポーツ自転車専門店|バイクポート

横浜西口店 TEL:045-620-3771
新宿都庁前店 TEL:03-6258-0130
湘南ベイサイド店 TEL:0466-53-7775
お問い合わせフォーム

INFORMATION

新宿都庁前店 日々思うことを、なんとはなしに書いてみますと その1 / 工賃、料金について

皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。

本記事は、私、奈須野が日々思うことを書きつらねたものです。
本日は工賃についてお話致します。


1 車体をお持ち込みする前の段階
お電話口などで、工賃について問い合わせを受けることが多々あります。

当店のようなスポーツバイク店に持ち込んだ場合、高いのではないか!?、心配だ!!というお気持ちからと推察致します。
お気持ちは十分に理解できます。

いきなりお話は飛びますが、お医者さんや歯医者さんでもよろしいのですが、診察する前に診察料はいくらですか!?とお尋ねになっても明確な数字は出して貰えないと思います。
自転車の修理も同様です。
お持ち込みされる車体の状態は千差万別です。
工賃というのはメカニックが投入した時間、技術に比例するものでありますから、作業をする前に工賃を確定させる、というのは難しいのです。

また、お気を悪くして頂きたくないのでありますが、素人の方のご説明と実際の車体の状況があまりにも乖離している(御本人はそれほどひどくないという認識でおられても実際は手がつけられないほど悪化している等)、ということも多々あります。

少なくとも、現物を拝見しなければ概算を出すことも難しいです。

もちろん、概算でも良いので知りたいのだ!!ということであればお伝え致します。
しかし、お伝えした金額は、参考価格程度の意味合いしかございません。

電話で聞いていた金額と違う!!とおっしゃる方もまれにいらっしゃいますが、作業内容も明確に定まらない前に、料金の約束をさせるというのは無体なお申し出と考えます。


2 お預かり後、作業前の段階
車体を拝見して、お預かりできれば、工賃はかなり明確になります。

しかし、実際に作業を進めていくと、追加作業が必要になることがあります。
そうなりますと、当初の想定よりも工賃がかかることになります。
そのため、車体をお預かりする際は、¥1,650から¥7,000くらいかかることが多いです、といったご案内をしております。

ところで、自転車店さんよっては、自店で販売した車体しか修理依頼を受けない、というお店さんもあります。
自店で販売した車体であれば、いつごろ販売した車体なのか、故障しやすい箇所はどこか、交換パーツは何を使うべきか、という把握がしやすくなります。
自店で販売した車体しか修理依頼を受けない、というのは、上記のような修理時の不確定要素、露骨に言えば店舗が負うリスクを減らしたいから、という意味合いがあると思われます。
もちろん、それぞれのお店に独自の経営方針があってしかるべきですから、このような方針でも全く批判致しません。

しかしながら、当店では他店でご購入になった車体の修理もお受付しております。
そのため、どのような車体なのか、どのような使われ方をしていたのか、という背景事情が推測しにくいのです。
ゆえに、事前にご案内する料金に幅がある、ということであります。

また、この料金の幅はご依頼内容、車体がマニアックなものであればあるほど大きくなります。
例えば、日本市場ではまだまだ少数派の電動ファットバイク、ビンテージ車体のオーバーホール・レストア(徹底的な復旧)、ママチャリにロードバイク用のパーツを取り付けるといった作業です。
そのため、お気を悪くしていただきたくないのですが、マニアックな車体をお持ち込みになられて、工賃をなるべく抑えたい、とはお考えにならない方がよろしいです。

とはいえ、当店も暴利を貪る、という訳ではございませんので、他店さんと比べて極端にお高いお値段になる、ということは無いと思われます。
(むしろ、私どもで申し上げるのは恐縮ながら、他店さんで断るようなご依頼内容でもお受けしております。)


3 工賃が高い
時折、工賃が高い!!とおっしゃる方がいらっしゃいます。
しかし、現代の日本の物価水準を考えれば、専門のスタッフが30分、60分なり、作業にかかりきりとなった場合の労働コスト、店舗維持コスト等がどれほど高価なものかお分かりいただけると思います。
これまたお気を悪くしていただきたくないのでありますが、工賃が高い!!もったいない!!とお考えであれば、ご自身でなさるしか無いと思われます。


4 大まかな工賃、料金
とはいえ、大まかな工賃をお伝え致します。
パンク修理であれば、¥1,650くらいから可能です。
もっとも、チューブ、タイヤを交換しなければ直らないということもあります。
一般的な自転車(一般的、という表現がクセモノです。国内の自転車ブランド、レースの世界でも名が知られているスポーツブランドなどが一つの目安です)であれば、¥7,000くらいで済むことがほとんどです。
しかし、前述致しましたように、車体の状態に大きく左右されます。

通常の相場を大きく超える場合には、事前にご説明致しますので、ご安心ください。


本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeport新宿都庁前店の奈須野でした。

過去のバイクポートのお知らせはこちら