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新宿都庁前店 / 初めてのロードバイクに / GIANT CONTEND 1 ジャイアント コンテンド ¥140,800(税込)

皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。


通学に使うロードバイクがほしい、というお客様がいらっしゃいました。
ご身長は180cmほどの方で、大きめのサイズをお探しでした。

ちょうど良いサイズのロードバイクが入荷予定でございまして、こちらをおすすめ致しました。
GIANT CONTEND 1です。

GIANTのロードバイクには、TCRと、このCONTENDという2シリーズが存在します。
それぞれ、モデルごとの特徴がありまして、単純に、どちらが上位モデルとはいえないのです。


まず、ジオメトリ(フレームの設計)についてご説明をします。

画像引用 GIANT

上がTCR、下がCONTENDのジオメトリです(ここでは同一のSサイズを掲載してあります)。

まず、TCRは(基本的には)ロードレースでいかに勝利を収めるのか、という視点で開発されています。
プロが実際にレースに出場し、そのデータをもとにパーツ選定、フレームのジオメトリなどが決定されています。
そのため、コーナリングの機敏性、立ち上がりの俊敏さ、スプリント時の爆発力、高速巡航時の安定性などが求められます。
フロントフォークは起き気味になり、チェーンステイは短く、フレームの剛性は高く、前傾姿勢が強いジオメトリになります。

これに対して、CONTENDはTCRをベースに、普段遣い、長時間のんびりゆったり走る時に便利なように、過度な俊敏性、加速性などを控えめにしてあります。

街中では、レース時と異なって、ヘアピンコーナーやクランクの処理などをすることは考えられません。
コーナリングが機敏である、ということは言い方を変えればすぐに車体が曲がる、バランスを維持するのが難しい車体というわけです。
このような車体を乗り続けることは常に細かなハンドル操作が必要になるため、くたびれるのです。

TCRとCONTENDについて見てみますと、
ヘッドアングル(Eの値)は
TCR 72.3度であるのに対して、
CONTEND 71.8度と、すこし寝ています。
ヘッドアングルを寝かせることで、まっすぐ進む車体にしてあります。


立ち上がりを俊敏にさせるためには、様々な手法がありますが、フレームのチェーンステイ(チェーンの真下にあるチューブ)を短くすることが効果的です。
チェーンステイのたわみが少なくなることで、踏み込んだときのエネルギーが即、リアホイールに伝達するからです。
しかし、チェーンステイは短ければ短いほど良いのかといえば、さにあらず。
しなりが少ないということは、衝撃を吸収しづらくなる、ということでして、バイクの乗り味がコツコツする、堅くなる、乗り心地が悪くなるということでもあります。
TCRとCONTEND (Gの値)について見てみますと、
TCR 405mm
CONTEND 412mm です。
チェーンステイが長いことで適度なしなりを出し、長時間のんびりゆったり走るときに快適になるのです。


スプリント時の爆発力を出すためには、フレームの剛性が重要です。
TCRとCOTNEDのフレームを見比べると、TCRは各パイプの接合部分が、ぐわっとボリュームを増しています。
フレーム全体の剛性が高くしあがっています。
これに対して、CONTENDは接合部がすらっとしております。
どちらが良いかというのは、一概に言えません。
しかし、普段遣い、長時間のんびりゆったり走る場合には、フレームがある程度しなったほうが、路面からの微振動を吸収してくれるため、ストレス、疲労が溜まりにくくなるのです。
また、フレームの形そのものも、TCRはトップチューブとシートチューブが連結しているのに対して、CONTENDはシートチューブが一段下がって接合されています。

一段下がって結合していることは、剛性という面では不利になります。
しかし、これは、リアホイールからの突き上げをいったんシートチューブで受け止めて、ライダーに直接伝達しないようにする工夫でして、いわばリアサスペンションのような役割を果たします。
衝撃を吸収し、疲労軽減に役立ちます。


高速巡航時の安定性とは、正確に言えば、高速走行の時に初めて安定する、というものです。
車体全体の重心が高いほど、敏捷性の高いバイクとなりますが、低速時には不安定になりがちです。
重心を決める大きな要素に、BBハイト、BBドロップという言葉があります。
どちらも同じことを逆方向から定義しています。
つまり、BBハイトとは地面からボトムブラケットまでの高さ、BBドロップとは前後のホイールの中心部を結んだ位置からどのくらい下がっているのか、ということです。
BBハイトが大きい(BBドロップが小さい)ほど重心の高いバイクで、コーナリング等では有利となりますが、低速時にふらふらします。
TCRとCONTEND (Hの値)について見てみますと、
TCR BBドロップ 69.5mm
CONTEND BBドロップ 75.00mm

つまり、CONTENDのほうが6.5mmもボトムブラケットの取り付け位置が下がっているのです。
当然ながら、サドルの座面も大幅に下がり、車体全体の重心も下がります。
その分、低速時でも車体の安定性が増し、街中、のんびり走行の時でも楽に運転できるのです。


以下、CONTEND 1の個別的な特徴、本車体のカスタマイズについて述べます。

コンポーネントはSHIMANO SORAです。
普段遣いには十分な精度、耐久度を誇ります。
フロント2段、リア9段です。


フロントフォークはコラムまでフルカーボンです。
カーボンは微振動の吸収性に優れ、ライド時のストレス、疲労軽減に役立ちます。


GIANT APPROACH サドル ¥6,600が標準で装備されています。
サドル中央を大胆にカットアウトして、長時間のライドであっても快適性を確保します。


ボトムブラケット、クランクはホローテックIIです。
クロスバイク等で採用されている、スクウェアテーパーBBとは一線を画する剛性、耐久性で、ロードバイクらしいスッとした加速感を実現してくれます(冒頭では爆発力を抑えているといった表現を多様致しましたが、それはTCRと比べて、のことでありまして、ママチャリ、クロスバイクに比べれば圧倒的に高剛性、加速力があります。)


カラーリングは、ローズウッドという上品なお色です。
スポーツバイクは目立つ、原色を使うことが多いものですが、カラーリングの渋さもCONTENDが普段遣いに馴染みやすいバイクたるゆえんです。


GIANT RECON HL1100 ¥12,100(税込)を搭載しました。
ロードバイクで夜間走行をするとなれば、高光度のライトが必須です。
車体の速度が速いため、明るいライトで広く、遠くまで照らさないと危険であるからです。

SILICONE PHONE HOLDER FOR HANDLE BAR ¥1,650(税込)です。
2022年の新製品で、ハンドルバーにスマートフォンを取り付けることが可能になります。
見た目は華奢ですが、オフロードでも安定して保持してくれます。


画像引用 GIANT


ダウンチューブには、ボトルケージを装着しました。
GIANT AIRWAY SPORT (Matte) ¥1,320(税込)です。
これからの季節、気温も上がりますから、水分補給のためにボトルケージは必須である、と個人的には考えます。


ペダルはGIANT SHREDDER FLAT PEDAL ¥4,400(税込)を装着しました。
薄型、フラットペダルながら、踏面が広く、強化繊維 Nylon™ボディを採用して、ペダリングのパワーを効率よく伝達してくれます。

いかがでしたか。
GIANT CONTEND 1であれば、初めてロードバイクに乗るという方であっても、車体が安定しているため、乗りやすく、それでいて乗り心地もよくなっています。
そのため、通勤、通学、普段遣いから、ロングライドまで、初めての方でも安心して乗りこなすことができるのです。


本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeport新宿都庁前店の奈須野でした。

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