皆様、こんにちは!!
bikeport新宿都庁前店の奈須野です。
当店では、新車の販売だけでなく、ブランドを問わず様々な車体のカスタマイズ、オーバーホール、レストアなどを承っております。
ある日のことでした。
ビンテージプジョー PEUGEOTに乗ったお客様がご来店になりました。
メイド イン フランスという文字が燦然と輝いております。
フロントとリアホイールにガタが出ているので、直してほしい、というご依頼でした。
おおよその費用と期間をお伝えして、お預かりすることになりました。
現代バイクの回転部分は、ほとんどがシールドベアリングという、密閉された構造のものとなっています。
シールドベアリングは、水分やホコリなどが入りにくく、耐久度が高いのが特徴です。
その反面、分解、清掃といったオーバーホールは、(基本的には)考慮されておらず、ガタが出た場合は交換となります。
これに対して、かつての自転車は、カップアンドコーンというベアリングがむき出しの構造で、玉当たり調整といって、ベアリングの締め付け具合を個別に調整する、という仕組みでした。
お持込み頂いた車体も、当然ながらカップアンドコーン、玉当たり調整をするものでした。
内部を見ますと、ベアリング等は傷ついていないようです。
玉当たり調整は実に絶妙な作業で、1mm以下のレベルで締め付け範囲を調節致します。
ガタがなくなりました!!
これでよろしいと思います。
工賃として、¥3,300(税込)を頂きました。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeport新宿都庁前店の奈須野でした。