皆様、こんにちは!!
bikeportスタッフの奈須野です。
本日は、フルカーボン、105、パワーメーター付で、¥210,000(税抜) という、抜群のコストパフォーマンスを誇る、GIANT TCR ADVANCED 2 KOM SE (2020年モデル)のご紹介を致します。
1 概要
SIZE : 425(XS),445(S),470(M),500(ML)mm
WEIGHT : 7.9kg(445mm)
FRAME : Advanced-Grade Composite,VARIANT Composite Seat Pillar
FORK : Advanced-Grade Composite,Aluminum OverDrive Column
DRIVETRAIN : SHIMANO 105
CRANK SET : SHIMANO 105 Compact with GIANT POWER PRO S
BRAKES : SHIMANO 105
TIRE : GIANT GAVIA AC 1 700x25C Tubeless Ready
SPEED : 22 Speed
COLORS : レッド, ブラック
2 パワーメータ付
TCR ADVANCED 2 KOM SEの特筆すべき点は、パワーメータが標準装備されている、ということです。
左クランクに装着されているパーツがパワーメータです。
まず、ロードバイクの世界は、長距離、耐久型のスポーツという色彩が強いです。
そのため、いかに自己のスタミナを適切に管理、使っていくかがキモとなりまして、これはレースの世界だけでなく、ホビー用途であっても適切にスタミナ管理をすることで、目的地に楽に、早く到着できます。
さらに、脂肪燃焼といったフィットネス用途でも、高負荷過ぎては無酸素運動になりますし、低負荷すぎても効率的に脂肪燃焼することは難しくなります。
従来、スタミナ管理というのは、まず、スピードメーターによって推測していました。
どのくらいスピードが出ているか、速ければ体力も消耗する。。。というわけです。
しかし、自転車の速度というのは、コースの斜度、風向き、風速によって大きく変動するもので、スピードメーターによってスタミナ管理をするのは困難です。
次に、ハートレート、心拍計を装着する、という方法があります。
こちらは、スタミナ管理に効果的で、現在でも使われている方式です。
しかし、毎回のライドのたびに心拍計を脱着するのは、かなり煩雑なのです。
パワーメータは、上記の欠点を克服した、あたらしいスタミナ管理法として役立ちます。
すなわち、自己の体力管理を正確に、煩雑な手続きなしで行うことが可能です。
GIANT TCR ADVANCED 2 KOM SEに装備されているパワーメータは、クランクに装着するもので、市価では¥50,000相当のものです(GIANTが単品では発売していないため、同等性能の他社製品と比べた場合)。
このパワーメータが標準で装備されております。
3 フルカーボン
フルカーボン。
それは、自転車好きがいつか登りたくなる、ひとつの階段です。
世の中の自転車、シティサイクル、クロスバイク、エントリー向けのロードバイクはフレームが鉄やアルミ合金で作られています。
しかし、炭素繊維を織り込むことでフレームを構成する、という自転車が存在します。
しかも、部分的にではなく、フレームのすべてがカーボンで作られるバイク。
それが、フルカーボンバイクです。
カーボンの良さは、重量剛性比が他の素材よりも良いこと、つまり、重量を軽くしながら、剛性を保つことができます。
さらに、ロードバイクにとっては軽視できない、路面からの微振動を良く吸収してくれる、という特質も持っています。
ロードバイクによる走行は、数時間、場合によっては10時間以上など、長時間に及ぶこともありまして、路面からの微振動というのは無視できない疲労原因なのです。
カーボンロードバイクであれば、この微振動をうまく吸収、いなしてくれます。
4 105
イチマルゴ
これもまた、自転車好きがいつか登りたくなる階段です。
105というのは、Shimanoのロードバイク向けコンポーネントの一つで、レースの世界でも十分に通用するクオリティ、重量、耐久性を備えているモデルです。
105の利点はそれだけではありません。
真の105の利点、それは、上位互換性がある、ということなのです。
105であれば、パーツの一部を上位のULTEGRA、DURA-ACEと混在させることが可能です。
つまり、STIレバーは105で、リアディレイラーにみULTEGRAを使う、ということが可能なのです。
TIAGRA、SORA、CLARISの場合は、変速数が異なるため、このようなワザを使えません。
必要十分な性能を備え、さらに将来のアップグレードパスがある、それが105の魅力なのです。
さらに、やや蛇足でありますが、TCR ADVANCED 2 KOM SEはすべて105です。
ん?と思われた方がいらっしゃるかもしれません。
実は105マシンと言いながらも、細かく見ていくと、パーツの一部が105ではない、ということは多々あります。
それは、いろいろな理由がありますが、最大の理由は、価格を引き下げるため。
写真うつりの大きな箇所は105を使って、それ以外の部分は、こう申しては心苦しいですが、お安いパーツを使う。
このような手法、実は結構あります。
TCR ADVANCED 2 KOM SEであれば、クランク、ディレイラー、キャリパーブレーキなど、すべて105です。
5 チューブレスレディタイヤ
チューブレスレディタイヤを装着しています。
従来のバイクと違って、タイヤの中にチューブがありません。
タイヤの気密性を高め、シーラントという気密材を封入することで、タイヤのみで走行が可能になっています。
その利点は、タイヤとチューブの摩擦がなくなることから、内部抵抗が軽減されること。
さらに、700Cホイール用のチューブというのは、極めて薄いため、パンクをしてしまうと、一瞬で減圧します。
仮に、ダウンヒル中やコーナリング中にパンクをしてしまうと、タイヤのグリップが急に失われて、極めて危険な状態となります。
チューブレスタイヤであれば、そもそも小さな穴であれば、シーラントが穴を埋めてくれるため、パンクをしません。
さらに、大きめの穴であっても、減圧速度が遅く、数十秒、場合によっては数分耐えることが可能です。
これだけの時間があれば、安全地帯に逃れることも可能です。
6 卓越した重量剛性比
完成車重量7.9kgです。
非常に軽量ながら、例えばBB周りはグワッとボリュームを増して、剛性を高めています。
カーボンフレームならではの、継ぎ目のない美しい成形です。
シートポストもカーボン製で、空気抵抗を下げるために涙滴型をしております。
いかがでしたか。
TCR ADVANCED 2 KOM SEであれば、即レース参戦が可能な戦闘力を秘めています。
bikeport新宿 都庁前店では多数の車体、用品を揃えて、皆様のお越しをお待ちしております。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeportスタッフの奈須野でした。
新宿都庁前店 通勤、通学、本格レースにも対応可能。フルカーボン 105 GIANT ジャイアント TCR ADVANCED 2 KOM 2021 ¥210,000(税抜)
新宿都庁前店 通勤、通学から、週末サイクリング、ツーリングまでこなす万能バイク GIANT CONTEND AR 3 ¥125,000(税抜)