こんにちは
bikeportの髙梨です。
今回はよくカスタマイズしていただいているお客様からのご相談で前回ツーピースタイプのハンドルバーにしたのですが、
色々ご相談をして今回はより早く走るためにハンドルを下げたいとご相談いただきました。
ハンドルを変更後レースイベントに参加していたようで普通のフラットバーハンドルに戻っていました。
パーツの分解
ブレーキは4ポッドの制動力の高いキャリパーがついていましたが、今回はGRXとの互換性のあるものに交換するので外します。
一度ハンドル、ブレーキ周りを全て分解いたします。
おすすめのハンドル
今回は当店でグラベルバイクによく使うDIXNAのbandy2ハンドルにいたしました。
ハンドルのフレア、ドロップ共にグラベルバイクでは使いやすい長さになっており、フィット感は抜群です。
こちらの車体にも取り付けいたしました。
他のコンポーネントに合わせてGRXのSTIレバーを取り付けいたします。
GRXのSTIレバーはロードモデルのレバーと形状が違っていて握りやすくグリップ感の良いマットの塗装が施されています。
ブレーキキャリパーも同様にGRXのSTIに対応したものに交換いたしました。
バーテープはGIANTのStratus Pro 2.0 Bartapeの赤色を使用しました。
グラデーションになっているバーテープです。
なかなかグリップ感も悪くないです。
ブレーキとシフトレバーを別々に付けなくなったのでハンドル周りがかなりスッキリしました。
31.8のハンドルクランプ系になったのでシムも入れなくて良くなりました。
完成
元々ついていたサイクルコンピューターマウントを戻して完成です。
紆余曲折ありましたが最終的にはいいところに落ち着いたのではないでしょうか。
自転車はフレーム以外の細かいパーツはすべて交換することができます。
このお客様のように思い入れのあるフレームはパーツさえ交換してしまえばいくらでも乗り続けることができます。(フレームが割れない限りは…)
気になる方はぜひご相談ください。
この記事の投稿者
新宿都庁前店 髙梨 祐希 (メカニック/カスタマイズアドバイザー)
bikeportに勤めて5年目 学生時代は大手量販店での現場経験を積み、bikeportでも現場作業で一般車の複雑な修理作業から、スポーツバイクの修理・カスタマイズを担当。
趣味は写真撮影とラーメン屋巡り。