みなさまこんにちは、”スムースオペレーター”横浜西口店村松です。
今回は、トライアスロン競技をされているお客様より、オーバーホール依頼をいただきましたのでこちらの施工ブログになります。
目次
現状の確認
両輪は外しています。
クランク周りはかなり汚れが溜まっている状態です。
チェーン汚れがステーに付着しています。
ブレーキ周りもダストがフレーム付着しています。
白いフレームになので黒い汚れが目立ちます。これは洗車しがいがありそうです。
今回の作業
・全体的に消耗しているので、フレームおよびコンポーネントの洗浄をします。
・ホイールの洗浄、振れ取りをします。(ホイールはカンパニョーロ製で、ベアリングのグリスアップには専用グリスが必要なため、今回はベアリング部分は作業しません)
・ノンドライブ側のクランクアームが浮き、BBにガタが生じているので交換します。
BBの企画がJIS規格ではなく、イタリアン規格になっております。
ノンドライブ側はペダルを漕ぐ方向に緩んでいくのねじ切りになっているため、JIS規格よりも緩みやすい傾向にあります。
シャルル・ルクレールもびっくりな”オ・リ・ジ・ナ・ル・モード”です。
・変速、ブレーキともに動きが重いので、ワイヤーを全交換します。
・チェーンの長さが適切でなく、インナートップで張り切ることができないので、新品に交換し、適切な長さに調整します。
作業していきます
↑フレーム内のインナーワイヤーを通すホース内の動きが重く、古いワイヤーで汚れをかき出した所、砂なのか塩なのかわかりませんが大量の粉が出土しました。
その後変速時の重さは通常の状態に改善されました。
メカニック山本が作業に集中しすぎたあまり、この作業移行の写真がありません、、、。そういえば声をかけても気づいてくれなかったな、、、。
そして、、、!
完成!!!!!
曲線が美しいイタリアンなフレームが綺麗に蘇りました!
傷に伴う深い汚れは落とし切ることは困難ですが、可能な限りフレームを洗浄し磨き上げました。
BBを新品に交換しました。緩んでいたノンドライブ側のBBもしっかり締め付けました。
↑ノーズが折れ曲がっていたサドルを交換しました。
トライアスロンでの使用とのことで、サドルもトライアスロン向けのサドルをチョイス。
GIANT Contact Tri Saddleは、GIANTのニューモデルのサドルです。
ノーズ部分の幅広デザインと厚手のフォームにより、エアロポジションでのペダリング効率を確保しています。また、サドル中央の溝によって圧力を軽減し、痛みやしびれを防止しています。
分解して洗浄したチェーンリング
リアディレーラーも分解し、プーリーなどに付いた頑固な汚れも落としました。
スプロケットも分解し、1枚ずつ丁寧に洗浄しています。
見た目と性能が復活しました。
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この記事の投稿者…
大手メーカー販売スタッフを経て、2024年bikeport横浜店へ参加。
ロードバイク、グラベルバイクを乗りこなし、時にはバンドマンとしても活躍