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ヒルクライムのすすめ おすすめスポットをご紹介~②

前回に引き続き、今回も湘南エリアのおすすめヒルクライムスポットをご紹介します。

前回の記事はこちら

記事の趣旨をおさらいしますと、①湘南エリアからアクセスがよく楽しめるヒルクライムスポットを、②レベル別の目標タイムなどと一緒にご紹介することで、より多くの方々にヒルクライムの多様な楽しみ方を知っていただきたいというものです。

それではさっそくいってみましょう。

No.2 ヤビツ峠

湘南平に続いてご紹介しますは、秦野市にありますヤビツ峠。非常に人気なヒルクライムスポットであり、湘南ないし神奈川に留まらず、関東有数のヒルクライムスポットといえるかもしれません。

コースプロフィールは以下のようになっています。

Dis:11,43km

UP:663m

難易度:★★★☆☆

目標タイム

初級者:1時間以内

中級者:40分以内

上級者:34分以内

中級達成パワー値:4.5w/kg

ヤビツ峠のコースの魅力を表現するならば、「クセがなく上りやすいが、緩急もあるために飽きがこない」といったところでしょうか。

まず「クセがない」という点ですが、ヤビツ峠にはそれほど急な斜面はありません。平均勾配が6%程度なため、全体的にほどほどの傾斜が続くようなコースです。そのため、大変上りやすくて初級者から上級者まで広く楽しめるコースとなっています。これがクセがないという点です。

次に「緩急」の点ですが、上でそれほど急な斜面はないといいましたが、序盤の区間に限ってはやや急な斜面が続くパートがあります。そのため序盤の急峻区間とそれ以降の緩やかな区間という、毛色の違う要素を持ち合わせており、まさに「緩急」のあるコースとなっています。

個人的には、この二つの魅力がヤビツ峠の人気のポイントではないかと考えております。

それでは写真を交えながら簡単にコースをみていきましょう。

まずはスタート地点です。セブンイレブンが目印の「名古木交差点(ナガヌキ)」がスタート地点です。ナコギではないですよ。

後述しますが、ヤビツ峠にはスタート地点が二つあるのですが、おそらくこちらの名古木交差点がより一般的だと思いますので、本稿ではこちらをスタート地点として設定しました。

スタートすると市街地区間がしばらく続きます。途中には信号が二つありますので、もし信号に引っかかってしまった場合はタイマーをストップするといいでしょう。

二つ目の信号がこちら。

上で言及したスタートのもう一か所が、こちらの交差点になります。ここ以降には信号がないため、信号ストップによるタイムのずれを嫌うサイクリスト達はこちらからスタートすることがあります。

写真の左に空きテナントがあるのが見えますでしょうか。こちらには以前ヤマザキのコニビニがあったことから、「ヤマザキスタート」、「旧コンビニスタート」などと呼ばれることもあります。ちなみにここまでの平均所要時間が4分なため、一般的には名古木スタートタイム-4分=旧コンビニスタートタイムと言われています。タイムの換算をしたい場合に参考にして下さい。

ここを過ぎてしばらく行くと蓑毛(ミノゲ)という区間に入ります。ここが上述したやや急な区間となります。

写真で見るとそうでもないですが、実際には10%前後の坂が1㎞ほど続くのでなかなか登り応えがあります。

蓑毛区間の終わりがこちらのバス停。ここから本格的な峠道となります。

ちなみに中級タイムを目指される場合は、このバス停を13分台で通過しておきたいところです。14分以上かかってしまうと、後々かなり苦しくなってくると思われます。

峠道に入ってしばらくは緩やかな区間となります。時折下りもあるため比較的楽なパートですが、タイムを狙う場合は逆にそのような区間で力を緩めずに漕ぐことが大切になってきます。積極的にスピードを乗せていきたいですね。

しばらくすると、菜の花台展望台の入り口が見えてきます。

中級タイムを目指す場合は、ここを28分目安で通過できれば、達成がかなり現実的になってくると思います。

ここから先も大きくコース状況が変わることはないのですが、体力的にはきつくなってきているので、頑張りどころですね。

そしていよいよゴールです。

ヤビツ峠のシンボル的な看板のあるバスロータリーがゴールになります。この看板の横を通過した時点でタイマーをストップさせるのが一般的のようです。

コース概要はこのような感じです。おおよその雰囲気は伝わりましたでしょうか。

さて、目標タイムは以下のように設定してみました。

初級者の方:1時間以内

難しいコースではないのですが、やはりそれなりの距離がありますから1時間以内と設定してみました。

初めて挑戦される方はこのタイムを目指してみて下さい。コツとしては、最初の傾斜のきつい市街地区間では決して無理をしないことでしょうか。急な所はギアを最小まで落として、マイペースで登るようにしてみてください。無理さえしなければ、きっと達成できるはずです。

中級者の方:40分以内

「ヤビツ峠40分切り=脱初級者」という式は、ロードバイク乗りの間では割と共有されている認識だと思います。

ただ走力があるだけではなく、ペース配分も求められることからそう考えられているのかもしれません。

本稿では「CAAD12などのミドルグレードバイクを買った状態で乗って挑戦」という状況設定をしているので、それで40分が切れれば間違いなく中級者といえると思います。

挑戦される場合には、是非とも上記のポイントごとのタイム設定も参照してみてください。ポイントごとの目安があるとペース配分が楽になると思います。

中級達成に必要なパワー値は4.5w/kgとしてみました。スタッフ自身が何度か40分目安で登ってみたところ、4.5w/kgをキープすれば安定して40分を切れていたので、このような設定にしました。実際、4.5倍を40分出せるならFTPも4倍近くはあるでしょうから、この点からもまさに中級者レベルとしてピッタリではないでしょうか。

上級者の方:34分以内

「ヤビツ峠のタイム×2=フジヒルのタイム」というのもよく言われています。フジヒルではドラフティングによるタイム短縮がありますので、「33分切り=フジヒルゴールド=上級者」と言えるでしょう。本稿ではバイクをカスタマイズしていない設定なので、上級者タイムを34分以内と設定しました。脚に自信有りの方は是非ともこのタイムに挑戦してみてください。

以上、ヤビツ峠のコースと目標タイムのご紹介でした。

ヤビツ峠は初級者から上級者まで幅広く楽しめるヒルクライムスポットだと思いますので、まだ上ったことのない方は是非ともこの機会にチャレンジしてみてください。

最後に、名古木交差点までの簡単なアクセスマップをお付けします。

湘南店をスタート地点に、名古木交差点をゴールに設定しています。

といっても非常にざっくりとしたものですので、詳細は各自でご確認下さい。目印はセブンイレブンのある「名古木」という名前の交差点です。大抵はいつ行っても数名のロード乗りが屯しているので、行けばすぐにわかるかと思います。

さて、本当はもう一か所ほどご紹介したかったのですが、またもや思いのほかの分量になってしまったため、今回はヤビツ峠のご紹介のみに留めたいと思います。

また次回もお付き合いいただけると幸いです。

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