こんにちは!! bikeportスタッフ木村です。
さて、最近肋間神経痛という謎の病?になってしまい…ロードバイクの前傾姿勢を取るのが非常に困難となっております。このまま自転車乗れなくなるかも…。(結構痛いのに、みんな心配してくれません(T_T))
まあ、ただ最近は回復しておりますのでぼちぼちロードバイクにも乗っております。が、
毎日の通勤…常にロードバイクだと辛いんですよね…。
そんな時、快適に走れるなぁと思う車体は、やはり「クロスバイク」なんですよね!
クロスバイクの良さと言えば、「軽さ」「安定性」「用途様々」「乗りやすさ」・・・沢山あります。(悪い点…ロードよりちょっと重い? まぁ、カテゴリー違いの車体と比べたらいけませんな!!)
そんなこんなでクロスバイク=「快適♪街乗り自転車」と呼ばれておりますが…。
bikeportでは、街乗り自転車だけでは終わらせません。
むしろ、「始まりの自転車」と呼んでおります。(先程、考えました。)
クロスバイクはとても走る自転車で、ロードバイクに比べて金額も抑えてて、初めてのスポーツバイクにはとてもオススメなんですよね! クロスバイクを乗って一年も経てば、「あ~もっと速く遠くに走りたい~」と、
ロードバイクを求めれる人がいれば、
「あ~、街走るの飽きたよ~山行きてぇ~!」と、
マウンテンバイクが欲しくなる方もいらっしゃいます。ましてやシクロクロスバイクやトライアスロンバイクが欲しくなる方も…。
クロスバイクから始まった人は、こうして沢山の選択肢が増えるわけです。そして、どの選択肢をしても自転車を沢山走っていて、好きになっていたらどの選択肢を選んでも失敗はないはずです。
bikeportは、そんな迷いを払拭するために沢山の提案をすることができます。(逆に迷います、笑)クロスバイク一筋でいくという選択肢も…。
2019 GIANT ESCAPE RX3 (ジャイアント エスケープ RX 3)
カスタマイズ内容:
・Handlebar(ハンドルバー): GIANT CONTACT SLR XC FLAT
・Stem(ステム): GIANT CONTACT SLR OD 2 STEM
・Fork(フォーク): GIANT ESCAPE RX 1 Carbon Fork
・Seat Pillar(シートピラー): GIANT D-Fuse SL Composite Seat Pillar
・Brake(ブレーキ): SHIMANO DEORE
・Drivetrain (駆動系): SHIMANO ALTUS + (SHIMANO DEORE FC-T6010 + RACE FACE チェーンリング ナローワイド 104×36T
・Wheel(ホイール): CRODER Allegro 9 CPEO
・Grip(グリップ): ERGON GS3 Short bar
カスタマイズ車体重量:8.5㎏ ?? (お客様測定。次回、正確に測りますm(__)m)
(完成車重量 10.5㎏ (size S) size Mの同車種を計測したところ、10.53㎏。)
か...カッコ良い...。自転車が別物に感じます。
9Sはそのままに、フロントをシングル化。そこから「クロスバイクの良さを損なわず、快適性を向上!」という目標を掲げましてひとつづつカスタマイズしていきました。順番としてはまず、(ここから、スタッフKとお客様T様とのここまでの会話も入ります。)
スタッフK:「RX3は本当に良いフレームです! なので、パーツ一つだけ変えることで大きな変化を楽しむ事が出来ます。」
Tさん:「まずはどこからですかねぇ」
スタッフK:「まずはブレーキからですよ!!」
純正ブレーキでも、Vブレーキなのでしっかりと止まります。では良いブレーキとはいったい??
良く止まる=良いブレーキでもあるのですが、私(スタッフK)は、軽い力でブレーキをかけることができる=制動がしやすい、手の負担が少なくなり快適性UPが良いかなと考えております!(他にも、沢山違いはあります。)
Tさん「お次はどこのカスタマイズが良いですかねぇ~」
スタッフK「最近走っていて何か改善したい箇所はありますか??」
Tさん「少し時間が経つと、腕と手が疲れてきます。」
初めてのスポーツバイクで、誰もが必ず経験すると思われる“腕の疲れ”。自転車は体幹をすごく使うのですが、最初はどうしても腕の力でバランスを取り、走りがちです。これに関してはパーツを変更する前に少しスポーツバイクの乗り方のお話をして、少し慣れてきたところで、オススメグリップに変更しました。
それがコチラ。↓
ERGON (エルゴン) GS3グリップ
人間工学に基づいて設計された形状は、様々な場面で優れた快適性を実現。手のひらが大きい方が握っても全面を握れて力を入れやすいですし、面が広いため少しアップライドな姿勢で休むとき、手を置きやすいのでロングライドも快適に走れるかと思います!最初のカスタマイズで、いきなりグリップを変える方が多いですが、まずは用途とスポーツバイクに慣れて頂いてから変更するのがオススメです! 当店では角度なども細かく調整致します。
スタッフK「前回お客様のRX3をフロントシングル化したのですが、とても良いです! 見た目もカッコ良いですし。」
Tさん「本当ですか!ちなみにどんなメリットがあるのですか?」
フロントシングル化のメリット・・・①軽量化(トリプルギアをシングル化すると、かなりの軽量化に。今回は800g以上) ②壊れるパーツが少なくなる。③見た目がスッキリします。④シフトチェンジのシンプル化。(使わないギアの組み合わせが多いのであれば、取っ払いましょう!)
...Tさん「あまりフロントギアを使わないので、お願いします。」
シングル化して、実際に普段と同じコースを走ってみたところ、かなり良い感じになったと。スタートや、平地でのギア合わせは少し慣れが必要ですが、慣れてきたらかなり良い感じです!
その後、ホイールの軽量化を果たし走行性能を向上させ、
またまた快適性UPを。
GIANT D-FUSEカーボンシートピラーは、軽量化を計りながら、D型断面にすることにより、前後にしなり微振動を軽減してくれます。カーボン素材は、アルミ素材に比べ振動を減衰する速度が速いため、乗り心地も標準装備のパーツに比べてもかなりの違いを感じられると思います。こちらのパーツに関してはスタッフ太鼓判!形状で快適性を求めているところがGoood!
ラストは、カーボンステム&カーボンハンドル&カーボンフォーク!!(フォークの写真、撮り忘れました...。)
カーボンハンドルと、カーボンステムに関しては軽量化・快適性をダブルに求められることに成功しました。(100gの軽量化。)
ただし、ただの軽量化だけではありません!
ハンドル・ステムは標準のものに比べ、大分太くなってます。剛性もかなりUPしておりますので、ハンドリングの安定感も実感できるほど向上しております。
いかがだったでしょうか。こんなクロスバイク、欲しくなりますよね~...。
スタッフKも前回ご試乗させて頂きましたが、、かなり良いです。
何を求めるかによって自転車選びは意見が分かれるかと思いますが、クロスバイクはどんな用途にもお答えでき、パーツ一つ一つの違いを深く味わえるかなと思います。
自分にとって、その自転車の最終形態・ポテンシャルを引き出し、もうこれ以上カスタマイズしても満足できない、しても違いを感じられないと判断した時は...
その時の自分にマッチする最高の自転車にきっと巡り合えるかと思います。
スタッフKも13年目にして2代目、巡り合いました。笑
さて、次回もまた新たなパーツやカスタマイズをご紹介してまいりますので、お楽しみに。
Tさん、今回のカスタマイズ作業をご依頼して頂きありがとうございます。
引き続き?例のホイールも作業していきますのでお楽しみにして頂ければと。
今回もブログうまくかけておりませんでしたが、自転車の面白さ、もっとUPしていきますね。(そろそろまとも?なのも、笑)
以上、RX3大好きスタッフ木村でした。