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オーバーホールの嵐

皆様、こんにちは!!
Bikeportスタッフの奈須野です。

本日は、オーバーホールのご紹介を致します。
オーバーホールとは、バイクを構成するパーツを分解、徹底的に清浄し、かつ摩耗度の高いパーツを新しいものに換えることで、可能な限り新車当時の性能を取り戻す作業のことです。


1 オーバーホールの目安

どのくらいの距離を走行すればオーバーホールをすべきか、という厳密な定義はございませんが、レース志向の方であれば毎年、スポーツバイクの性能を高く維持したいという方であれば2年ごとのオーバーホールが目安になると思います。
といいますのも、まず、レース志向の方であれば、シーズンが終わる一年ごとに本来の性能を取り戻すため、オーバーホールをするのが望ましいと思われます。
次に、レース志向の方でなくとも、タイヤ、ブレーキシューなど、ゴムを素材とするパーツは、たとえ摩耗していなくとも、2年前後で劣化していきます。
そして、本来の性能を出すことが困難となります。
オーバーホール時には、これらのパーツを交換することが多く、高い性能を維持したいのであれば、最長でも2年、というのが目安となるでしょう。


2 オーバーホールのコース

さて、年末年始というのは、心理的にも一つの区切りであるからか、ものすごい数のオーバーホールのご依頼を受けております。
先日ご紹介致しました車体と同様の、COLNAGO車のご依頼を受けました。

ところで、当店のオーバーホールには、3つのコースがございます。
1つ目は、クロスバイクのオーバーホールです。
オーバーホール代金は25,000円(税抜)です。
この価格には、新品のシフト、ブレーキのアウターワイヤー、インナーワイヤー、チェーン、ブレーキシューが含まれています。
数年のライドで、損耗の大きいのは、上記パーツたちで、これらのパーツ代は総計10,000円前後です。
クロスバイクのオーバーホールには、上記パーツ代が含まれているため、純粋な工賃は15,000円くらいといえるでしょうか。

2つ目は、あらゆるバイクに適用されるもので、ヘッド分解、ボトムブラケット分解が無い、ライトオーバーホールです。
オーバーホール代金は16,000円(税抜)です。
新品のシフト、ブレーキのアウターワイヤー、インナーワイヤー代が含まれます。
ライトオーバーホールであっても、後述するような、徹底的なフレームのクリーニング等は同様に行います。
ヘッドやボトムブラケットは、悪天候時のライドや長時間のライド等によって汚れ、ガタがでてきます。
それほど悪天候のライドをしているわけではない、数年ぶりにバイクに乗りたくなったが、一度リフレッシュしてほしいといったご要望にお応えできるのが、このライトオーバーホールです。

3つ目は、ロードバイク、マウンテンバイクなどに適用される、スタンダードオーバーホールです。
オーバーホール代金は、24,000円(税抜)です。
新品のシフト、ブレーキのアウターワイヤー、インナーワイヤー代が含まれます。


3 ご紹介

(1) ロードバイクの事例

本日は、ロードバイクで、徹底したオーバーホールをご希望でありましたから、3つ目のスタンダードオーバーホールとなりまして、その事例をご紹介致します。

(2) 撮影

まず、復元作業をしやすくするため、かつ、オーナー様に進捗状況をご説明するために、様々な角度から車体を撮影します。



(3) ボトムブラケット分解

こちらの車体は、走行中、ゴリゴリ音、振動がする、とのことで、ボトムブラケットを分解してみましたところ、なんと!!
ボトムブラケットのベアリングが完全に粉砕、消失し、クランク軸を削りながら走行しておられたようでした。
ボトムブラケット内部には、削れた金属粉が大量にありました。



(4) ワイヤー、チェーンカット、パーツ取り外し

ワイヤーをカットします。

チェーンを切ります。
ディレイラー、各種パーツを取り外していきます。

フレームだけになりました。

(5) クリーニング

取り外したホイールのクリーニングをします。
リム面の汚れが目立つため、ワコーズ フォーミングマルチクリーナーで徹底的に汚れを落としていきます。

スポークも一本一本、丁寧にクリーニングします。
また、普段はクリーニングしづらい、ハブ、フランジの部分もブラシとウェスを使い、クリーニングします。

(6) スプロケット分解

スプロケットを分解し、クリーニングします。
スプロケットはバイクのパーツの中でも高価なパーツですし、スプロケットに砂、埃等の汚れが付着したまま走行を続けると、常にその汚れでスプロケットを削っているようなものでして、可能な限り綺麗にしておくのが理想です。
ワコーズ パーツディグリーザーを使い、汚れを落としていきます。

クリーニングが終わったスプロケットは、バラバラにならないように、タイラップでまとめておきます。

(7) ディレイラー、クリーニング

ディレイラーをクリーニングします。
サビなども可能な限り取っていきます。

(8) フレーム、クリーニング

フレームを徹底的にクリーニングしていきます。
まず、クリーニング前の画像です。


クリーニング後の画像です。



パーツを組み直し、バーテープを巻きます。

完成です!!
オーナー様には、画像を交えつつ、オーバーホールの作業内容についてご説明致しました。


4 既定のコース以外も可能

オーバーホールには、既定の3コースだけでなく、細かなご要望にお応えすることが可能です。
何かご不明点があれば、いつでもお問合せをお待ちしております。


本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、bikeportスタッフの奈須野でした。

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